L Road to London

2012年11月 2日 (金)

日本最後の夜だから だから何?

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強い風の中、ウインドサーフィンを楽しむ人たち(お台場で)

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ダイバーシティで昼食

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ダイバーシティでは外貨の両替もできる

 11月1日木曜日。いよいよあす離日する。結局、ノートパソコンを持っていくことにした。”自炊”した分の重量を測ったら2.5キロもあったので、ノートパソコン1.2キロとACアダプターを持参してもオツリがくる。きょうのブログ執筆は、そのノートパソコンを使っての実験、リハーサル。やはり、iPadでの入力よりはるかに楽だ。

 前夜の午前2時前だが、この時点で準備が完全に終わっているのは珍しい。いつもバタバタで荷造りしていた。当たり前か、会社勤めじゃないんだから。

 リハーサルなので、ブログも短い時間で書くクセをつけておく。

 きょう行った準備は、まず新聞購読中断のお知らせ。留守中の分も読みたいので、というか前の会社がOBということでタダで配ってくれているので、販売店に取り置いてもらえないか聞いてみた。OKだった。しかも、帰国後に家まで届けてくれるという。そこは合売(合配?)店、つまり読売だけでなく日経や朝日、毎日なども配っている店だが、さすが都会、対応がいい。いや、地方にいた時も、販売店と二人三脚でやってきて、いい販売店主が多いのはわかっているが、いかんせん人が少ないので、細かい対応ができない。そもそも、配り終わったら、店に人がいないことが多い。よく総支局に不配の電話がかかってきたが、こちらは実際に配ってはいないので対応が難しかった。苦情を聞くのは辛いです。お台場のようにタワーマンションが乱立し、しかも合売だと、効率いいことこの上ないだろう。また関係ない話が長くなった。

 続いてマンションの管理事務所へ。24時間ではないが、夜間以外は2、3人が常駐してくれるので助かる。40日間留守にする旨を伝えた。郵便物等も管理してくれるという。
 ちなみに、ブログで海外旅行のことを書くと留守宅が危ないのではないかと心配してくれる友人もいたが、大丈夫。要塞のようなマンションだし、オートロックがあり、管理人も常時複数いる。外からも中からも入るのはほぼ不可能。もっとも、万が一侵入されても、中に金目のものはほとんどない(笑)。でも一応、友人に鍵を渡して、見に来てもらえるようにしておいた。

 マンションで思い出したのだが、金沢で清掃員の女性がエレベーターにはさまれて死亡した事故のメーカーが、あのシンドラーだった。わがマンションもURだが、シンドラー社だ。昨年、同じ港区内で高校生が今回と似たような状況で亡くなる事故があったばかり。自分がデスク時代にもやはりシンドラーの事故があった。事故が相次いでいる航空機のボンバルディアは、高知支局に在籍してたのでそれなりに詳しいが、やはり乗る気になれない。シンドラーはボンバルみたいなもの。でもシンドラーに乗らないわけにはいかないで困る。
 エレベーターとは直接関係ないが、いいこともあった。このブログを書く前に荷物用のエレベーターを使ってゴミを捨てにいったのだが、1階に着いてドアが開いた途端、タレントのシェリーをもっと外人風にしたとてもきれいなお姉さんが立っていて、しかも目が合うとにっこり微笑んでくれた。

 夕方から遅い昼食を取りに徒歩10分ほどのダイバーシティへ行く。ここには外貨両替の店がある。空港でバタバタするのもイヤなので、キャッシュパスポートは作ったものの、ポンドとユーロ10万円ずつを替えることにした。ユーロはあったのだが、ポンドは1万円分くらいしかないという。そこでキャッシュパスポートはどうですかと勧められてしまった。たまたまなのかもしれないが、確かにポンドの需要はあまりないのだろう。イギリスもユーロに加わってくれたら旅行者には便利なのだが。だが、今回のユーロ危機を見ていると、それに加わらない大国があってよかったのかとも思う。親ガメこけたら皆こけたでは困るし。

 つぶやきもここまで。そろそろ酒飲んで寝よう。

 ブログは今後、通信事情や諸般の事情により、これまでのように更新できないかもしれません。このブログをみて、ああおっさん生きてる、と確認してくれている友人もいますが、更新がなくても心配しないでください。たぶん大丈夫です。それでは欧州へ遊びに行ってきます。いや、一応勉強もかな。そうだ、学校に通うことはほとんど頭になかった。ノートぐらいは持っていくことにしよう。荷造りやり直し。

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2012年11月 1日 (木)

2012年はパスワードに縛られた管理社会だった

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スケジュール変更を示す予約ページ

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大型裁断機。左がiPhone4S

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ドキュメントスキャナーは快適

 10月31日水曜日。アメリカ東海岸を直撃したハリケーン「サンディ」は、日本時間11月1日午前0時時点で死者55人となり、NYでは大規模停電や地下鉄への浸水など甚大な被害をもたらした。だがNY市当局や政府などの徹底した防災対策によって、ハリケーンの規模の割には被害の程度は小さかったと思う。2日間休場となったNY証券取引市場も再開。市民の生活も元に戻りつつある。だが、この余波が自分にまで及ぶとは予想もしなかった。

◆Road to London◆

 夕方、何気なくメールをチェックしていると、JALから予約便のスケジュールが変更になったとの知らせが届いていた。マイレージを使ったフライトで、ネットでちょちょと手続きをしたまま何の連絡もなかったので(当然だが)、きちんと予約できているだろうかと古い人間なのでちょっと心配していたが、結果的にこのメールによってJALさんはきちんと認識してくれていたのだと安心した。
 だがほっとしている場合ではない。どう変更になったのか、メールを何度読んでも書いていない。「こちら」という所をクリックして確認してください、とのこと。「こちら」をクリックしたら、何のことはない、JALのHPに飛んだだけだった。そこで会員番号や暗証番号(もちろん覚えきれないので手帳を出して調べて)を打ち込み、自分の予約便を確認。すると新たなスケジュールが書いてある。何のことはない、4時間ほど出発が遅れるだけだった。「サンディ」の影響だという。
 成田の午前出発は辛いと思っていたので、夕方になってラッキー。どうも自分に風が吹いているようだ。そのページで「発着時間変更を了承する」のボタンをクリックして終了した。ただ、ヒースローに着くのが夜になる。
 実はロンドンのホテルは予約しないで、約25年前みたいにいきなり繁華街に行って、安いB&Bでも探そうと思っていた。金がないわけでない。その方がブログに書くネタになりそうな気がしたから。しかし、遅くなると少々不便ではある。その約25年前の時はシンガポールからロンドンへの機内にたまたま同じ京都の京都産大生がいて、彼も宿を予約していなかったので一緒に探して同じ部屋に泊ることにした。屈強そうなヤツだったので、着いたのは深夜近かったが、治安の悪い地域でもそれほど不安はなかった。今回も何とかなるだろう。見つからなければ、最悪、朝までカフェででも過ごせばいい。数時間のために日本から予約してその宿に向かう方が面倒とのような気がする。
 今回のフライト時間変更は、都合が良くなったこと以上に、ブログネタになってよかった。旅は予期せぬことが起こる方がおもしろい。

 25年前といちばん違うのはネットが幅をきかせていること。携帯電話さえもなかった時代。確かに便利になったし、行動範囲も広がったが、それに精通していないと労力が非常にかかる。自分の場合、暗証番号やパスワードの管理が大きな障壁となっている。パスワードは落としたり見られたりする紙や機器に残すと意味がない。なるべく統一するようにして暗記しているが、数字だけでいいもの、英字を混ぜるもの、4ケタや6ケタや8ケタ、名前ダメ生年月日ダメなもの、自分の好きな番号に変更できるものできないもの、それぞれ千差万別だ。そしてどうも暗記能力が人より劣るせいか、それを覚えきれない。
 書類の整理と同じで、探すのに時間がかかったり、あるいは忘れてしまって変更するという苦い経験を経たりしてきたので、家から出さない分厚い手帳には控えてある。今ざっと数えたら、パスワードが必要なものだけで30を超えていた。特に金融系は覚える数字が4種類も5種類もある。ちなみに某証券会社の場合、口座番号、ユーザーネーム、ログインパスワード、取引パスワード、認証パスワードが必要となる。
 こんなの全部覚えきれる人って、いないよね。
 きのうのニュースでは、ネットバンキングで架空の画面がでてきてパスワードを盗む手口が流行していることを伝えていた。犯罪者と管理者側のいたちごっこのような形になっているが、セキュリティーを強めれば強めるほどユーザーは苦難を強いられることになる。もうちょっと緩めて、その代り意図的にネット犯罪を犯した人間には信じられないくらい厳しい処罰をする、という風にして抑止力を高めてもらえないだろうか。
 トラベラーズチェック代わりの、「キャッシュパスポート」というカードを作ったことはこのブログでも書いたが、それがオンラインでできるというのきのう手続きをした。しかし、説明書通りに何度やってもアクセスできない。これではお金が振り込めない。と思ってい説明書をよく読むと、先にお金を振り込んでおかないと手続きできないようになっていた。よく読めよ、って話。だがこれだけのことで1時間近く無駄な時間を費やし、イライラして、何のいいこともなかった。それならいっそゲンナマ持って、財布やカバンやベルトの裏や靴などに分散させておく方が、スマートではないがよっぽど楽だ。

◆自炊◆

 いよいよ本をバラしてスキャンしてPDFにする。裁断機は前にも書いたように17キロもあって動かすのが面倒だし、説明書の最初には「取り扱いを誤ると、死亡または、重傷を負う可能性があります」と脅してある。確かに指くらいは簡単に落とせそうな威圧感がある。おそるおそる使い始めたが、意図的に指でも入れない限り、偶発的に事故になることはなさそう。でも小さい子供のいる家庭ではやめたほうがいいと思う。
 作業そのものは簡単。500枚くらいは一気に切れるとのことだが、本をばらして200~300ページぐらいにし、裁断していった。気持ちいいほどよく切れる。5冊で20分もかからなかった。
 スキャンはあらかじめネットで、やり方や推奨の設定をチェックしておいた。想像以上に簡単だった。スキャンも一気に50枚、両面で100ページずつできるので、800ページある地球の歩き方「ヨーロッパ」でも20分ほどで読みとれた。日本シリーズを見ながら作業をしたが、ページ抜けやさかさまにするという失敗は一切なかった。
 あとはばらばらのPDFを結合し、パソコンのiTuneに取りこみ、iPadと同期すれば、iPadのiBooksで読むことができる。もっと簡単な方法があるのかもしれないが、このやり方でストレスはまったくなかった。
 今思うと、もっと早くドキユメントスキャナーだけでも買っておくべきだった。部屋の大半は紙が占めている。これを電子かできれば、スペースの問題が片付けられるし、何より検索機能を使えば時間の大幅な節約になる。膨大な資料との格闘は文筆業者ならだれしも抱えているテーマだが、ドキュメントスキャナーは絶大な味方となる。帰国後は、バインダーの書類をスキャンしよう。ついでにスクラップも電子化しよう。これについては、今後も記していきたい。

よんだほんNo.15  「1984」 George Orwell

1984 英文科の学生時代に授業か何かで少しだけ読んだような気がするが、最後まできちんと読み切らなかったので、改めて通読した。結果的に、村上春樹の「1Q84」を読んだ後に読む形となった。
 刊行は1949年。スウィフトの「ガリバー旅行記」やトマス・モアの「ユートピア」などディストピア(反ユートピア)小説の系譜を引く作品。全体主義国家によって分割統治された近未来世界の恐怖を描いている。ファシズム批判、社会主義批判、管理社会の預言書として、いまも強い影響力を持っている。ウィキペディアによると、出版当初から冷戦下の英米で、反全体主義のバイブルとして爆発的に売れたという。また、「英語で書かれた20世紀の小説ベスト100」の13位にランクインしている。
 1984年は自分が大学入学した年。その半年後に結核にかかっていたことが判明し、下宿で療養生活を送ったが、オーウェルも結核にかかっており、1947年から48年にかけてスコットランドのジュラ島で転地療養し、そこで本書の大半を執筆したという。
 ストーリー等は省略。ウィキ等に詳しく書いてある。本箱をあさったら、新庄哲夫氏の翻訳によるハヤカワ文庫の本がでてきた。1975年3月の出版。原書を読み終わったあとに目を通してみたが、古いせいか、日本語も若干古いような感じがした。そのせいかどうかわからないが、2009年に同じ早川書房から、高橋和久さんによる新訳本が出ている。このときは「一九八四年」とタイトルが漢数字に改められている。
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 英語自体は平易。プロット自体はそれほどおもしろくは感じられなかった。一つひとつの文章に深い意味があるので、読書会でも開いてじっくり読むタイプの小説かもしれない。

【抜粋】

He knew what was meant by goodsex-that is to say, normal intercourse between man and wife, for the sole purpose of begetting children, and without physical pleasure on the part of the woman; all else was sexcrime.

Power is not a means, it is an end.

Thus history is continuously rewritten. This day-to-day falsification of the past, carried out by the Ministry of Truth, is necessary to the stability of the regime・・・




2012年10月31日 (水)

お台場で静かにお出かけの準備


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お台場にあるお気に入りのスタバ

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お台場のデックス。ここのオープンテラスは第2の仕事場

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自炊への第一歩。スキャナーでeチケットを読み取りiPadへ

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もらったカバンにとりあえず荷詰め

 10月30日火曜日。かなり冷え込むとの予報だったが、それほどでもなかった。そもそも、きのうの我が事務所の室温は最高30.4度。ガラス扉や窓が4面計8枚あり、すべて南向きのうえ、太陽が東京湾に反射して直撃する。きょうも25度超。冬はありがたい。もちろん夏は地獄。国外脱出は秋ではなく、来年は夏にしよう。
 やはりパソコン入力は楽。だからきょうはちょっと長めにつぶやく。

 日銀が金融緩和。11兆円って政治介入への抗議の意志なんだろうか。しかし、日経平均はこのニュースで一気に下落し、円高に。
 その政治は国家的危機なのに相変わらずぴりっとしない。閣議の時の野田さんの顔を見たら、どうも飲み過ぎのようだ。目が赤い。同じ酒飲みだからよくわかる。公邸でひとり酒なんだそうだ。
 その子分のアズミンがまたやってくれました。フィクサー気取りかどうかしらないが、若手議員に活動資金300万円を手渡したそうだ。しかも気分が盛り上がるからとゲンナマで。それはいいとして、本日離党届を出した衆議院議員2人について、「金もらって(離党とは)けしからん」と言ったとか。でもそれって政党交付金だから、議員がもらって当然のお金。少なくともアンタのポケットマネーじゃないだろ。
 会見かぶら下がりでは、石原都知事の辞職について「都庁に出勤するのは週何日とか。あまり行儀がよくない」(時事)とコメントしたそうだ。他社の記者の夜回り結果をくすねていたくせに、よく言うよ。今の記者たちに尊大な態度を取り、美人記者には鼻の下を延ばす。不遜な人間というのは、言葉に正直に現れる。
  都知事選は12月16日。衆院もこれに合わせるべきとの声多数。

 ◆Road to London◆

 毎度のように直前にバタバタしてカバンに何でも詰め込むという愚行を繰り返さないために、早めに荷詰めをした。とりあえず直ぐにでも出発できるような状態にして、あとはゆっくり本でも読んで待つようにしたい。
 今回は、最初にロンドンで寮と言うかアパートで暮らし、そのあとで旅行するので、多少荷物が多くなっても、ロンドンから宅配便で日本に送ればいい。そこで通常の機内持ち込みカバンのほかに、キャスター付きのカバンも持っていくことにした。調べたら、そのカバン程度の大きさなら段ボールに入れて送り返すことも可能だった。ところが、同じ大きさのバックを「捨てるから」とくれた人がいて、それを持っていくことにした。不要なら向こうで捨ててくればいい。それで、とりあえず必要そうなものを入れてみたら、かなりガラガラだった。これまで海外旅行でもバッグを複数持っていったことはない。カメラが必要だった海外出張の時もそうだったし、イギリスに2か月行ったときもボストンバック1個だった。なくてもなんとかなる。

 昼過ぎから散髪。短めにして、ついでに理髪店の横にあるスピード写真で予備の証明写真を撮る。顔を見ると、生気がなく、朝見た野田さんと同じ目をしていた。いい歳とはいえ、昔ジャニーズといわれた面影はまったくない。パスポートをなくした時のためにそれと同じサイズの写真を持っていきましょうと、どのガイドブックにも書いてあり、自分も必ず持参しているが、考えてみれば、いつもパスポートケースの中にその写真を入れている。それって意味ないじゃん。顔だけじゃなく頭も悪い。

 細々した用事で、デックス東京ビーチ、アクアシティお台場、メディアージュへ。ダイバーシティに押されぎみだが、必要なものは十分そろっている。
 最初はソフトバンクへ。iPhoneを海外で使う時の設定を教えてもらった。香港での失敗を繰り返さないため。女性店員が懇切丁寧に説明してくれた。「5」はauに変更する予定だが、ちょっと心が揺らぐ。
 人の少ない平日のデックスで食事。ラーメン店に入ったが、焼酎のキープがずらり並んでいた。近くに行きつけの店ができにくいのがお台場の欠点だが、よく探せば行きつけの店にできるところもありそうだ。何より和中洋、インド、メキシコなど世界各国の料理が歩いていける距離で楽しめるのだから恵まれている。観光客向けで値段がちょっと高いのが難点。
 続いて「ヒャッキン」。100均と書くべきなのかな。気分はリッチマンなのでめったに行くことはないが、便利なものがたくさんあった。某イオンで携帯用のシャンプーを2個買って、それでも40日はもたないかと思って300円ほどで空ケースを買って家のシャンプーを入れたが、100均でちょうどいい大きさのケース2個が、当然ながら100円で売っていた。早く気づくべきだった。
 靴やヒートテックのアンダーシャツなどは買ったが、服類は結局買わなかった。そうやって旅行のたびに買い増し、着なくなったものが家にたくさんある。残り少ない人生、たくさんの衣類はもういらない。寒かったら現地で買えばいいだけ。以前にイギリスに行った時は2、3月で、めちゃくちゃ寒かった。しかもシンガポール経由だったので、空港にコートを置き忘れてしまった。学生で金はなかったが、ロンドンに着いた途端に分厚いダッフルコートを買った。
20121020特に意味はないが、その時の写真があったので載せておく。
 このコートでスコットランド・エジンバラに行った時、ちょうどラグビーの大きな大会があって、道行く人からそのコートを売ってくれとせがまれた。100ポンドもしないコートだったから、売って、もっといいものを買うこともできた。
 ちなみに、大学時代に付き合っていた同じ英文科の2年下の吉木りさ似の彼女に、このコートあげると言ったら、いらないと断られてしまった。確かにかさばるだけだもんなあ。

 最後はスタバ。お台場のスタバの平日は最高。広い店内にはソファーを含むいろいろな椅子があって趣があり、人も少なく、オープンデッキもあって我が家やレインボーブリッジが一望できる。きょうはひとつおいた隣の席に、続けて外人さんが座った。オレはiPadでニュースを読んでいたが、その外人さん2人ともiPadで何かをしていた。たぶん1人はゲームのような感じ。2人ともおっさんだった。このスタバで、Wi-Fiの登録をした。調べたら、ロンドンではスタバとマックでWi-Fiが自由に使え、地下鉄もすべて導入済みだという。日本で登録してそのままイギリスで使えるかとどうかはわからないが、また現地から報告することにする。

 家に帰ってから、自炊の準備。こちらはiPadでのブログ執筆に比べてスムーズに進んだ。本日はスキャナーで読み込んだ書類をiPadに送るところまで。無事「eチケット」を取りこめた。こうすれば、書類を必要以上にコピーして持参することはない。PDFの結合もできるようになった。あすはいよいよガイド類の自炊だ。

 ブログを更新して、飲む前にメールをチェックしたら、直木賞作家の藤本義一さんの訃報が配信されていた。作家と言うより11PMの司会者といった方が自分にはなじみがある。79歳だった。桑名正博に続き、関西文化の大物がまた一人、この世を去っていった。残念です。ご冥福をお祈りいたします。

2012年10月26日 (金)

新党ブームは浸透するのでしょうか

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東雲運河の先に小さく見える高い建物がわがマンション

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東雲のマンション群。赤い看板が24時間営業のイオン

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豊洲のアーバンドックから望む東京湾。左に小さく見える高い建物がわがマンション

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水上バスの出るアーバンドックとららぽーと豊洲

 10月25日木曜日。朝から荷物が届く。最初がドキュメントスキャナーと裁断機。裁断機は重量が17キロもあるので、部屋の中まで運ぶのにひと苦労。いきなり脱線するが、社会人になってからこれ以上の重さの肉が体に付いたのかと思うと、真剣にダイエットしなければと痛感した。
 続いて届いたのが、ユーレイルパス。きのう届くはずだったが、朝から外出したので、お届け日を変えてもらった。といっても、ネットで1クリックするだけ。半年前からクロネコヤマトのメンバーになったので、配達前日にメールが届き、都合が悪ければネットで簡単に日時が変更できる。時間帯も2、3時間単位で指定できる。便利な世の中になったものだ。ちなみにマンション1階には宅配便用のロッカーがあるが、業者と契約しなければならず、面倒なので使っていない。一人暮らしでも自由業なので何とかなる。

 午後3時から石原都知事の記者会見。冒頭部分は日本テレビで、途中からはスカパーのTBSバードで、生中継を聞いた。
 いろいろ思うことはあるが、ここで短く記すことはできないので、今後少しずつ書いていきたい。とりあえずは官僚主義の打開を目指す石原新党に期待。
 でも、会見を生で聞いておいてよかった。あとでネットの記事を読むと、会見要旨でさえも肝心なところが省かれて、意図的なものを感じる。マスコミも週刊誌風にいえば「既得権益側」だからか。反骨精神なんて言葉、久しく聞いていない。
 偶然だが、ちょうど読んでいるジョージ・オーウェルの小説にこんな記述があった。
  What kind of people would control this world had been equally obvious. The new aristocracy was made up for the most part of bureaucrats, scientists, technicians, trade-union organaizers, publicity experts, sosiologists, teachers, journalists, and professional politicians.
 石原さんは、プロの政治家だが、作家でもある。石原さんは後継に猪瀬副知事を推している。実現すれば2代続けて作家知事となる。ところで、知事選はいつなのだろうか、日本を離れている間に投開票日とはならないと思うが。

 会見が終わってから、東雲のイオンと豊洲のららぽーとに車で出掛けた。東雲は「しののめ」と読む。夜明け前の茜色に染まる空を意味する。上の写真は夕焼け。中学校の校歌にこの「東雲」が使われていた。緑の大地東雲はれて・・・。今でも覚えているのが不思議だ。またまた脱線するが、その中学の音楽の先生は小柄な女性だったが、かなり右翼っぽい人(わが中学はどの教師もそうだったが)で、「君が代」は特に何度も練習させられ、しかも「さざれ」と「石の」の間に息継ぎをしてはならないと何度も教えられた。まあどうでもいい話。
 イオンではきょうからまたポイント5倍期間。踊らされているのはわかっているが、こういう地道な努力のおかげで、今回もタダでヨーロッパに行けるわけだ。薬や小さなシャンプーなどを買う。現地でも入手できるが、それほどの荷物にはならないし、慣れない場所だと以外と手間がかかり、その時間がもったいない。

◆Road to London◆

 ドキュメントスキャナーと裁断機は、前から自炊をするために購入を考えていたのだが、今回の旅の荷物を軽くするのに役立つので、急遽手に入れることにした。だが、やはり作業をしようとすると気が重く、なかなか箱から取り出すことができない。本日はまだ出していないので、作業を始めたら改めて書こうと思う。
 ユーレイルパスは、イギリスでの滞在が終わってから、パリの空港を飛び立つまで10日ほどあるので(そのつもりでフライトの予約を入れたのだが)、欧州を列車で回るために手に入れた。日本でないと買えないことは前に書いた通り。イギリスのブリュトレイルパスとこのユーレイルパスも使ったことがあることも前に書いた。ただこれまでと違ったのは、ネットで調べて、ネットで必要事項を書きこんだら、もう翌日にはチケットが届いたこと。誰とも話さず、業者や担当者が何者で誰かも意識せずに、購入した。これまでは旅行代理店に出向き、何度か電話でのやり取りをして入手していたと思う。便利な世の中になった半面、ちょっと味気ない気もする。ただのチケットだけど。
 送られてきたのは、チケットの現物と使用方法、地図、時刻表の小冊子。時刻表はあの赤表紙のトーマスック社のものかと期待したが、A5サイズの128ページのものだった。これだけだと無理だろう。
 使用可能な国は現在26カ国のようだ。でも、予定はまったくの未定。ギリシャには行こうと思うが、遠いので列車が間に合うかどうか。ロンドンから空路で入り、列車で戻ってくるか。いっそ北欧へ行こうか。ロンドンで1か月過ごすので、そこで考えることにした。

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いちばん上がチケットの現物。ヴァリデーションなど使い方も書いていある

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1987年版のトーマスクックの時刻表。A4サイズで500ページ以上ある。まだ持っていた! 使いものにならないけど

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ほかに送られてきた地図と時刻表


2012年10月25日 (木)

おいでシャンプー?

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信濃町駅前の陸橋から青山一丁目、乃木坂方面を望む。昨年まで時々通った道。東京は意外と緑が多いのだ

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留学ジャーナルの内部

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信濃町駅の“駅ビル”8階から赤坂方面を望む

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新宿の洒落たカフェでランチ。大盛にサラダ、ドリンクをつけて1100円はリーズナブル

 10月24日水曜日。きょうは朝からお出かけ。

Road to London

 午前中は信濃町の留学ジャーナル社で「ファイナルガイダンス」。イギリスは昔、2か月ほどいたので別に参加することもなかったのだが、入学許可書や国際学生証(写真)が交付され、送ってもらうのも面倒だし、まあヒマなので参加した。ヨーロッパの部は数人が出席し、質疑も含めたっぷり2時間。それなりに参考になった。
20121024_18 入国審査はやはり厳しい模様。「学生」で入国するよう念押しされた。確かに新聞社に勤めたことがあるといろいろややこしい。自分自身は中国で足止めされたし、数か月前に新聞社勤務の友人とロシアに行った時も、友人は事業関係にもかかわらず、やはり別室に呼ばれた。いい歳なので「学生」で通じるか心配だが、そんな時のために入学許可書のコピーを入国審査時に持っておく必要があるそうだ。前の職業を聞かれることはないらしい。現在の職業は、「翻訳者、フリーライター、ジャーナリスト」として、実際の仕事の割合は翻訳がいちばん少ないのだが、そういう時に役立つ。翻訳だけを言えばいいのだから。翻訳者は国家にとってはたぶん人畜無害だから大丈夫だろう。
 ほか参考になったのは保険の件。やはり(留学ジャーナルさんが勧める)保険には入っておいた方がよかった。前にいた会社の保険だと、何かあった時はややこしそう。医者にかかれば領収書や診断書もとっておかないと保険金はおりなさそうだ。AIUの保険だと、証書を見せればその場は無料で見てくれる医療機関もあるという。
 このほか、生活からトラブル対処まで様々なアドバイスをいただいた。なんにしても、至れり尽くせりの世の中になった。

 昼間は買い物。やはり新宿は便利だ。人が多くて疲れるけど。メガネをカラーの薄いものに新調。本屋でガイド類を買った。ヨドバシではSDカードやiPadのコネクターなどを購入。その勢いで、ドキュメントスキャナーと裁断機を手に入れた。“自炊”のため。あす届くので、これについては後日書く。車を出すのも面倒なので、送料各500円を払って配達してもらうことにした。
 このほかカバンや服や靴もみたが、いまいち気に入ったのがなくて買わず。伊勢丹メンズでいいジャケットがあったが、9万8千円もしたので保留。バブルおやじも今は厳しい。会社にいた時ならあまり考えずにカードを切っていたはずだが。でも、そのおかげで今、家のクローゼットに無駄な服がいっぱいあって処分に困っている。それでも、それでも、やっぱりバブルがもう一度やってきてほしい。

 ◆  ◆

 夜は、業界にいる某友人に手配してもらい、お台場にある「Zepp DiverCity Tokyo」のイベントに参加した。そのイベントとは「コ・フェ×タ」の愛称で知られる「国際コンテ×ツフェスティバル」。ゲームやアニメ、映像、音楽など日本が誇るコンテンツの見本市である。会場には多数の外国人や日本のビジネスパーソン、小泉ジュニアのような髪型をしたカッコいいニイちゃんらが詰めかけていた。
 “生エダノ”を震災後初めて見た。話は相変わらず長い。でももう少しでこんな立場で話せる機会もなくなるだろうから、精いっぱい楽しんだらいい。
 中は暗いながらも立食パーティーになっており、皆さんあまり飲まないようだったので、ウイスキー、ビール、白ワイン、赤ワインと一通りいただいた。ワインは赤白何杯かずつ。決してイヤしいわけではないが、あまりにたくさんあったので。
 ちなみに、イベント名に「×」を入れたのは、このブログが検索で引っかからないようにするため。「報道関係者」じゃなく、一般で入場したので、ブログとはいえちょっと気を使ったつもり

 本日のハイライトは乃木坂46。AKB48の「公式ライバル」だということはきょう初めて知った。なぜ「おいでシャンプー」なのかは今もわからない。でも、アイドルをこんな身近で見たのは久しぶり。ヲタさんがまったくいないので、自由に近寄れる。白髪交じりのオジさんたちもノリノリだった。自分の目の前にいた60歳台と思われる紳士、歌に合わせて両手を上げて楽しんでいた。やっぱ生はいいよね。酔いも手伝って、最高です。

 

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お台場で行われた国際コンテンツフェス

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枝野・経産大臣も出席。でもこんな所にいて大丈夫?

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乃木坂46も出演

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こんな近くで見られて幸せ

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この子が生駒ちゃん。その程度はさすがに知っている

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お気に入りの子ができちゃいました。さて誰でしょう? 名前は知りませんが


2012年10月20日 (土)

バブルの塔に行く


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都庁第二庁舎

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駐車場は付近に比べれば安めだが、地方はふつうタダ

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運転免許更新センターは第二庁舎の2階(左側)

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免許センター内は以外と狭い

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4階にある食堂

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カツカレー500円

 10月19日金曜日。朝から快晴だったので、昼過ぎから新宿に出掛け、雑用をこなした。久々に長い距離を歩いたので、すでに眠たい。でも、金曜日ということでいろいろなニュースがあった。

 週刊朝日が、橋下氏に関する連載の打ち切りを発表。朝日新聞も、グル―プ社として謝罪した。橋下氏の全面勝利となった。
 大阪市長選の時は、権力側のリークを受けた週刊文春と週刊新潮がタグ?を組み、橋下氏の出自の暴露記事を同時に出して彼の落選を狙ったが、かえってこれで勢いが付き、圧勝した。現在は下り坂にある日本維新の会にとって、今回の一連の騒動は再び盛り返すきっかけになるかもしれない。
 元ラガーマンである橋下さんはツイッターで「これでノーサイドにしてやる」とツイートしたそうだ。

 一方「ノーサイドにしましょう」の迷言で知られる野田首相、本日の3党首会談でも解散時期を明示しなかった。これで特例国債法案が早期に通る見込みは薄くなった。お金のこない地方自治体は、金融機関から借金をしてやりくりしている。もちろんこれには利子がかかり、あとで国が補てんするという。つまり、微々たる額ではあるがオレが払った税金が、こうやって無駄使いされている。

 PC遠隔操作事件。警察庁長官が謝罪し、各県警などもこの日、誤認逮捕された人たちを訪れるなどして謝罪した。警察ではこうなった経緯について今後検証するとしている。誤認逮捕自体も怖いことだが、容疑を認める供述をしている人が複数いたことの方がもっと怖い気がする。やってもいないのに、警察や検察の取り調べで「やりました」と供述しているからだ。やっていても「やっていない」と否認するのがふつうなのに、やってもいないのに無実の罪を認めるのは常識的には考えられない。無理な取り調べ、恫喝、強要などがなかったのか、ぜひ検証してほしい。

 沖縄の米兵による女性暴行事件で、米軍は兵士の夜間外出禁止令を出した。やったことはとんでもないことだが、大きな組織だと、そういうヤツも中にはひとりかふたりはいる。禁止令は他の立派な兵士たちにはかわいそう。それだったら、金メダリストとか柔道家とか女子柔道監督とかにも、夜間外出禁止令を出さないといけない。

◆Road to London◆

 国際免許証を取得した。20121019_11都内の場合、府中、鮫洲、江東の3か所の運転免許試験場、神田、新宿の2か所の運転免許更新センター、世田谷、板橋、立川の3警察署で受け付けている。新宿が便利なのでそこへ行くことにした。
 新宿運転免許更新センターは、都庁第二庁舎の2階にあった。入ると受付の人がテキパキと案内してくれ、免許証とパスポートと顔写真を出して、2400円の手数料を払って待つ。ネットで調べたら1時間ぐらいで即日発行とのことだったが、ここでは5分ほどで免許証が出来上がった。
 20年ぐらい前に取ったときとまったく同じ、グレーの厚紙でできたものだった。薄くて小さいカード式に変わっていないかと期待したのだが。
 
 日本の免許証でOKの国もあるようだが、取得しておくに越したことはない。今回はロンドンが主なのでレンタカーを使うことはないと思うが、念のため。
 リゾート地だとあると便利だ。これまでハワイとサイパンで使った。ハワイは本物のジープでオアフ島を一周。“オープンカー”は最高に気持ちよかった。サイパンでは走るレーンを間違えたためか、警察につかまった。でも旅行者であることを強調したら、許してくれた。そういう時は、火事場の馬鹿力じゃないけど、火事場の英語力が出る。あの時ほどスムーズにかつ力強く英語を話すことができたことはなかった。

東京ぶらり散策 東京都庁第二庁舎(新宿区)

 第二庁舎は34階、高さ163メートル。行政部局のうち教育庁や建設局、交通局などが入る。新宿運転免許更新センターは2階にある。ちなみに第一本庁舎は48階建てで高さは243メートル。1990年の完工当時は日本一の高さを誇った。バブル経済の最中で、バベルの塔をもじって「バブルの塔」とも言われた。
 丹下健三氏の代表作のひとつ。デザイン的にはポストモダンに属する。なぜか見慣れた感があるなと思ったら、毎日見ているフジテレビの社屋が丹下氏の設計で構造的にも同じだった。
 庁舎は特別おもしろい場所ではないが、中をもっと見てみようと思い、4階の食堂で昼食を取った。午後3時過ぎだったので、人はほとんどおらず、メニューも定食は売り切れ。数少ない中からカツカレーを選んだ。500円。セルフサービス式で、販売機で食券を買う。部外者でもOK。食堂のおばちゃんの接客は親切ていねいでよかった。味はまあ典型的な役所の食堂という感じ。余談だが、仕事柄、県庁や市役所、警察署など数多くの役所の食堂を利用してきた。がっかりすることも多いが、早くて安いのはどこも共通していて便利ではある。自分の経験で一番よかったのは「うどん県」の香川県庁。建物も立派で、映画のロケにもよく使われていた。ちなみに、そこも丹下氏の設計。

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手前が議会棟。うしろに高層ビルが立ち並んでいて美しい

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三日月の形をした月がきれいだった(お台場で撮影)

2012年10月12日 (金)

HARUKI MURAKAMI 残念、また来年

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英訳された村上春樹の作品

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明治神宮球場(5月撮影)

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きょうも夕日がきれいだった

 10月11日木曜日。期待した村上春樹氏のノーベル文学賞受賞は今年もかなわなかった。彼が本命だとしたら、受賞したのは対抗とも言うべき中国・莫言氏。選考過程は明らかにされないらしいが、中国でこれまで文学賞受賞者がいないことが後押しになったのだろうか? 大国・中国に気を使った? 村上春樹がメジャーすぎるので、あえて本命を外した? いまさら理由を知ってもどうなるものではないが、やはり残念だ。夕方のテレビでは某ブックカフェの様子をレポートしていたが、そこではシャンパンまで用意してあった。でもまあ来年も楽しめるから良しとしよう。
 上に掲載した写真は、これまでに読んだ村上氏の英訳本の一部。右下の「USED」のシールは、米サンフランシスコ郊外、スタンフォード大学の生協のような所で買ったときに付いていた。教科書として使われ、古本として後輩たちに回される仕組みのようだ。かなりの冊数があったから、アメリカのエリート層の多くも氏の小説を読んでいることになる。
 村上氏は、作品が英語をはじめたくさんの言語に翻訳されていることでも有名だが、サリンジャーやチャンドラーらの小説を日本語にする翻訳家でもある。
 村上春樹ファンであり、翻訳の仕事もしていることから、受賞が決まってもしマスコミから喜びのコメントを求められたらどうしようと、ちょっとだけ空想してしまった(笑)。
 いつものように話はそれるが、仮に受賞が決まっても、国は堂々と祝福することはできなかっただろう。日本文学を翻訳して世界に発信するという文科省の事業がこれまで続けられてきたが、例の「事業仕分け」で今年、これが打ち切りとなった。立教大の鳥飼久美子さんらが復活を目指して活動されておられるが、厳しそうだ。個人的には残念だし、この不況、震災後だから仕方ないと思っていたが、このほど明らかになった復興予算事業の転用、横流しあるいは詐欺的方法と比べれば、億にも満たない地道な翻訳事業を廃止する理由が見つからない。それでいて自分たちには従順な新聞社に軽減税率を適用させようとするなんて、ちゃんちゃらおかしな話。「文化を守るため」なら、どっちがって話。
 ところで、村上春樹は明治神宮球場で野球を見ていたときに、小説を書くことを決意したそうだ。自分も、昨年通っていた翻訳学校が同球場近くの青山にあったので、よくそばを通ったり、大学野球を観戦したりした。でもそんな崇高な決意をすることはまったくなく、ああ慶応のチアリーダーはかわいいなとかぼんやり考えていた。やはり人間の器からして違う。

◆Road to London◆

 留学保険の案内が届いた。何年も留学すると何十万円かかるようだが、39日間だと、お勧めプランで約2万円、最も安いので1万5千円ほど。いろいろオプションをつけることもできる。死亡は別として、いちばん心配なのは向こうで病気や怪我をして医療機関の世話になること。日本の健保は使えないから、やはり保険には加入するべきだと考えた。まあ安いのでいいやと約1万5千円のコースに決めて申込書を書き始めた。最後に他の保険に入っていないかを書く欄がある。そういえば会社を退職後もグループ保険に入っていたはず。脱退を申し込まずに何の手続きもしないと自動継続のはずだ。そういえば毎年、証書と口座振り落とし連絡の書類がきていた。月数千円だから手続きが面倒で放っておいたのだ。引き出しの中にあるはずの証書探しに20分ほどかかったが、結局、団体傷害保険と団体医療保険に加入していることが判明した。そしてよく読むと、基本プランでも海外旅行中のケガを保障してくれるようだ。これで十分だろう。ということで1万5千円が浮いた。これが怪我の功名というのだろうか。だが、証書を探す時間を含めて1時間ほどかかってしまった。こういうことは日頃からきちんと整理しておくべきだと改めて痛感した。ましてフリーは個人事業主。社長であると同時に、事務員でもあり秘書でもある。こういう事務作業というか整理がきちんとできないと、いつか痛いしっぺ返しがくるような気がする。今回の旅行の手続きを機に、いろいろ見直そうと決意した。きょうも反省。

◆お台場学園祭から(残り13日、14日開催)

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マツダ787B。ル・マン24時間耐久レースで1991年に日本車で初の総合Vを飾ったという

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トヨタ・プリウスのプラグインハイブリッド。なぜかロボコップを思い出した

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バイクの展示もある

2012年10月10日 (水)

総会のあとにビールを飲めば爽快だよ

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お台場で開かれているオクトーバーフェスト~リターンズ~はテレコムセンター(後方)からも近い

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平日の午後5時前でもテント内はこの人出。屋外はすいている

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ドイツの様々なビールが楽しめるようにブースがたくさんある

 10月9日火曜日。3連休明けで皆お疲れなのか、SNSの投稿が極端に少ない。別に困ることはないけれど、ちょっと退屈。
 
 こんな時こそビール!。本場ドイツ・ミュンヘンでの祭典はすでに終わってしまったけれど、お台場では「お台場オクトーバーフェスタ~リターンズ~」が開かれており、本日休みの人や職のない若者、学生、早めに仕事を切り上げたサラリーマン(サラリーパーソン?
)らでにぎわっている。GW期間中に同じ場所で開かれた同フェスタが好評だったことからアンコール開催され、「リターンズ」と相成った。偶然にもIMF・世銀総会がこの日始まり、帝国ホテルのある新橋駅からゆりかもめ1本で気楽に来られるので、ここで一杯というのもいいだろう。景気は気から。気前のいいことも言おう。総会の後は爽快に。お祭りの由来やビールの購入方法などは4月28日の当ブログに書いています。リターンズは今週末14日まで。平日は16時~22時、土日は11時~22時。ドイツ楽団によるライブミュージックも平日2回、土日4回行われる。途中でチラシを配っているのでぜひもらっておこう。各種サービスが受けられる。

 昼のニュースの後に最近よく見ている6チャンネルの「ひるおび!」。本日は復興予算のトンデモ転用問題を取り上げていた。前にも書いたが、この番組の硬派ネタは取材もしっかりしているし、企画もいい。で、その復興予算問題だが、週刊ポストが火を付けたと言われ、ようやく各社も力を入れて取材し論じ始めている。国会でも野党が問題化し、衆院決算行政監視委の幹事会がこの日開かれて11日の小委開催を決めたが、民主党議員は欠席して頬かむりをする気らしい。これについて自分ももっと調べて、折りをみて書きたいと思う。
 しかし、省益あって国益なし。自分たちの権限強化と天下り先確保には血眼になっても被災者のことなどほとんどお構いなしの一部シロアリたち。改めてこの国の中枢は腐っているなと番組を見て改めて思った。会社の大先輩・大谷さんを含めゲストたちも憤りを隠そうとはしなかった。これを見たから、平日昼間なのにビールでも飲まなやってられんなという気になったのかもしれない。官僚一人ひとりはそこそこ優秀できちんとした人物であっても、組織の中にいるとこうなってしまうという典型的な事案。また役人も悪いが、それを許した前財務大臣はじめ与党の責任も非常に大きい。番組ではそう論じていた。

◆Road to London◆

 日曜日に書類一式がレターパックで届いた。ブログにはこれまで書いていなかったが、今回お願いしたのは新宿区信濃町に本社のある「留学ジャーナル」という業者。留学ジャーナルという文字通りの雑誌を発行している大手だ。とりあえず大きい所に頼んでおけば無理も効くだろうし、自分の手間も省けると思ったから選んだ。
 ただ、ただの語学学校に、しかも今回は宿泊場所確保がメインなのに、「留学」とされるとちょっと違和感がある。大学院やロースクールに行った人たちに失礼な気もするし。でも申し込みから資料まで、しかも会社名まで留学となっているので仕方がない。
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 しかし、さすが大手だけあって、煩雑な作業を効率よくできるように工夫されている。正直言えば、申込書1枚書いて「あとは良きに計らえ」とお任せしたいのだが、いくらシステム化されているとはいえよその国に入るのだから、多少は手間がかかる。手続き案内書のマニュアル通りに、住所や名前を記入したり、パスポートのコピーを添付したり、サインや捺印などをした。代金振り込みはネットバンキングを利用して5分かからず完了。このあたりは時代の進歩を感じる。でもなんやかやで作業は2時間ほどかかった。
 40日もの海外滞在ともなると、やはり保険に入った方がいいと勧められた。退職後も前の会社のグループ保険に入っているし、クレジットカードは航空系のゴールドなので飛行機が落ちたらおそらく5千万円ぐらいは出るはず。そもそも自分がいなくなっても生活に困る人がいないので保険はあまり意味がない。だが“留学”先で病気や怪我した時には必要になってくると言われた。話は前後するが、保険なしでOKかだけ迷ったので、担当者Yさんに電話をかけて聞いた。どこかで10万円以上すると書いてあったので高いならやめようと思ったが、40日だと相場は1万4千~2万円ぐらい。そこで、資料を送ってもらって後日加入を検討することにした。
 新たに申し込んだものは、海外専用プリペイドカードと留学生国際身分証明書。前者はカードに日本円を振り込むと、その分を海外のATM等で引き出せるというもの。自分が初めて語学留学した25年ほど前はトラベラーズチェックを持っていったのだが、便利な世の中になったものだ。後者は40過ぎのおっさんでも「学生」となることができ、色々な割引が受けられる。ちょっと後ろめたいは気はする。
 それにしても、海外“留学”の手続きはずいぶん楽になった。自分の場合は大学の友人に、高校時代に留学していた学校を紹介してもらい、そこへ英語で(笑)手紙を書くことから始めた。ネットも電子メールもない時代。それに比べて便利な世の中になったもんだ。単に自分が億劫になっただけかもしれないが。学生には金はないが時間がある。おっさんには時間はないが学生より金はある。その金で時間を買うのだ。
(自分の今後の参考のため、あるいは海外に行く人の多少の参考にでもなればと思い、Road to Londonのカットを入れて、細々した手続き等準備の過程を出発までブログに記します)

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オクトーバーフェスタ会場脇ではドイツを代表するメルセデスの展示が行われていた。後ろはダイバーシティ