E ニュース寸評

2017年10月20日 (金)

1020 戦後最長14連騰 ワクワク所得倍増へ

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【連載・「幸せの国」北欧25】1952年のオスロ・オリンピックの会場で、オスロ郊外にある「ノルディックスキーの聖地」ホルメンコーレンスキージャンプ台(2017年4月19日撮影)

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虎ノ門ヒルズ前の広い歩道上に、鹿児島や三重の郷土の店など飲食店が次々とできている(10月18日夜、港区で)

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計算上、五輪イヤー末の日経平均株価は3万9230円となる

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新聞夕刊の「プロはこう読む」で、個人的なつながりはまったくない人だが、株価予想を1万9千円台前半まで下落、としたプロのストラテジストも。わずか半月前だが・・・予測は難しい

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テクニカル分析で再来年6月は2万7千円?

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その後3万3千円も?

前回は生まれる前
◇日経平均株価が20日、14連騰を達成した。戦後最長。前回は59年前の1960年12月から61年1月だった。偶然にも今回と同じ東京オリンピックの3年前。政治でいえば池田勇人内閣の時で、安倍現首相の祖父の岸政権が60年安保で倒れたあとだった。安倍さんにとって今回の選挙はある種リベンジでもある。国内左翼勢力が参加した日本史上で空前絶後!の規模の反政府運動だった安保騒動を乗り越えた池田首相は「低姿勢」と「寛容と忍耐」で、のちの経済発展を実現した。安倍さんは忍耐強く低姿勢の選挙戦を繰り広げているという。左翼や“リベラル”を中心としたモリカケ騒動を池田氏と同じ方法で乗り越えようとしているのかもしれない。テレビのイメージ戦略が大事になってきたのもこの時期で、それも妙に重なる。新聞は、軽減税率というアメを与えてあるので政権にたてつくことはない。公示直後の党首討論で、報道ステーションが半分以上の時間をモリカケ問題に割くというトンデモ進行をしたにもかかわらずキレずに低姿勢だったのは、テレビの重要性を考えたからだろうか。池田内閣の目玉は何といっても「所得倍増」。今のところ自公が過半数を取りそうだが、そうなってアベノミクス第2弾が始まれば、所得倍増という夢も、あながち無理なことではないのかもしれない。投票前だが、私は安倍信者でも自民党支持者でもないので念のため。でも、所得倍増って、本当に夢のある話だよね。希望より希望がある。希望の党にはちょっと期待していたんだけ、まあ総括は選挙後に。
 
歴史の転換点か
◇14連騰は多くの市場関係者もやや予想外だったようだ。19日夜、日経平均先物は200円ほど下げていた。投開票まではアノマリーに従って上がるとみていたようだが、例え予想通りの結果となっても材料出尽くしでいったん調整するとみられていた。投票を前に週末金曜日ということで利益確定が優勢になるはずだった。前場こそ日経平均は80円ほど下げたものの、前場引け前にプラスになり、大引け前もプラマイぎりぎりの攻防を繰り広げたものの最後はおそらく大型の先物の買いが入ったとみられ、14連騰を演出した。自分としては、かなり信用余力が回復したので、月曜に大幅下落しても押し目を入れられる分だけ残して、下げたところでもう少し買いを入れたかったのだが、ほとんど買えなかった。まああせるというか急ぐことはない。相場は、あすはないけど、月曜からまたある。ついでに、‘保険’のために少しだけ買っておいたダブルインバースを損切りつもりだったけど、これも失敗した。来週中にケリをつけないと。
  今回の14連騰について、それぞれのアナリストやコメンテーター、経済記者によって、もちろん見方はいろいろある。ただ14営業日続いただけで意味はないという人もいれば、大きな歴史の転換点ではないかという人もいる。上にチャートの写真を載せたが、PBRからの計算や、テクニカル指標の分析でも、先高観を示す楽観的な分析は数多くある。2020年ごろまでに、3万円という指標もあれば、3万9千円というものもある。数か月前までは笑って誰も相手にしなかった話。すでに2万1500円レベルになってしまったが、日本経済は今後失速し、もう2万円超えは当分厳しいのではという声が圧倒的多数だった。まあアナリストを責めても仕方ない。経済は生き物だから、部屋の中で数式を解いて出せるものではない。街に出て空気を感じ、俯瞰してみなければわからない。悲観的見方は、楽観論者に対して気を付けてよねという、相手に対する思いやりとも言える。しっかり耳を傾けよう。でも、オリンピックのときに日経平均が3万円とか4万円とか、やっぱりワクワクするよね。未来は明るい方が、今も楽しい。でも個人的事情からいえば、月曜は下げてほしいね。高いと買えないから。「押し目待ちに押し目」だったら、うれしい。
 
若きリーマンもランチを楽しめる時代に
◇金曜日は、後場の大引け間際がセリング・クライマックスになるかもと身構えていた。普段は引け後に行く買い物を昼間に出掛けた。部屋のシャンデリアランプが切れて、近所には売っていないこともあって、車で品川シーサイドのイオンへ。20日は5パー引き。株主優待カード(オーナズカード)でさらに4パー引き。昨日、そのオーナーズカードの返金引換証が届いた。1万5819円。おこずかいみたいでうれしい。消費税には負けない! 品川のイオンは改装した直後で、使いやすくなっていた。正午過ぎにセルフレジに行くと、たくさんのサラリーマンが列を作っていた。みんな黒っぽいスラックスに白のワイシャツ。ネット企業などが多いせいか大手町とは違って多少おしゃれではあるが、それでも制服感がはんぱない。OLの姿もあったが、やはり誰が誰だか区別がつかない。数点の惣菜を手に、飲み物や、中にはインスタントのカップ麺を持っている人もいた。ちょっと悲しくなった。サラリーマン、特に都会にオフィスがある人にとって、昼休みの同僚とのランチは数少ない楽しみのひとつだと思うのだけど。時間がないわけではない。イオンで買ってセルフレジに並べばかなりの時間になる。少なくとも吉野家やすき家よりは時間がかかる。なら、やはり節約のためか。景気回復はまだ若い人たちまでは届いていないのかな。40年ぶりという10月の寒さのなか、29年ぶりとか60年ぶりとかいう好景気の象徴が現れたのに、その恩恵を受けられない。選挙で誰が勝ってもいいけど、個人、特に日本を支えるサラリーマン、OLの所得だけは数割増し、できれば倍増を、目指す政策を進めてほしいと思う。もっとも、列をつくっていた若いサラリーマンたちを自分は大変だなと同情していたけど、向こうからすればいいオッサンがデニムによれよれシャツにサンダルで昼間から買い物かごに野菜をいっぱい詰め込んで並んでいる姿をみて、「ああはなりたくない」と同情し、「一寸先は闇。パワハラ、セクハラを受けても上司には逆らわず、職場で生き抜いていこう」と心新たに決意していたのかもしれない。野菜を買いこんだのは、今秋初めての鍋をするため。大雨で高騰していた野菜は、かなり安くなっていた。
 
みたえいがNo.33 マーキュリー・ライジング(1998年、米)(20171010テレ東)★★★☆☆ ブルース・ウィリス
 
よんだほんNo.21 マンガ日本の歴史18 「建武新政から室町幕府の成立へ」 石ノ森章太郎 中央公論社(港区立図書館)
 
たびテレビNo.5 上州から日光・会津へ「SLとトロッコ列車で行く山里めぐり」(20170905 BS朝日)

 
◆「幸せの国」北欧25◆ スキージャンプ台<上>
 
  ホルメンコーレンスキージャンプ場:オスロ郊外にあり、市内中心部の地下鉄1本で行ける。ラージヒルのジャンプ競技場。隣接してクロスカントリースキーコースやノーマルヒルなどがあり、「ノルディックスキーの聖地」とも呼ばれる。世界最古のスキー・ミュージアム併設。1892年開場で改修19回。観客収容人数は5万人超。オスロ・オリンピック(
1952年)の会場となった。

 

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スキー・ミュージアムのクマ

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地下鉄でオスロ中央駅から40分ほど

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遠くからでも大きさが目を引く

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大きな敷地

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銅像も

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入り口。スキー・ミュージアム併設。オスロカードで無料

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長く急なエレベーターで上昇。高所恐怖症にはややキツい

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街がみえた

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頂上部。ノルウェーのフィヨルドが一望できる

2017年10月 9日 (月)

1009 夢想が止まらない

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自宅マンションの家賃が「Ponta」のポイントになると友人夫妻から聞き、手続きはやや面倒だったが入会してポイントがつくようにした。しばらくしてカードが送られてきた。月16万円強がポイントになるのは大きい

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ライザップの株主優待。2万4千円分で、カタログから選べる。ゆっくり考えてからと期限ギルギリにネットで注文しようとしたら、欲しかったものがほとんど「売り切れ」となっていた。カタログに「数量限定」と確かにある。株主のみなさん、さすがこのあたりはしっかりしていると自身反省。加湿器とアロマ、電子レンジが使えるネックウォーマー、家事の本などを選択。水はこの倍ある。しっかり痩せよう

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【連載・東北極楽浄土の旅7】太平洋岸の釜石に向けて岩手の山道を疾走。気持ちいい(2017年7月21日撮影)

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道の駅

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ジオパークがいっぱい

住宅街での街頭演説は静かにしてね
◇衆院選はあす公示。自身のいちばんの希望は、早朝と休日、そして自宅の前でのバカ長い演説を控えてほしいこと。寝ているときに起こされるのは夜に仕事をしている身にはつらいし、住宅街でマイクを使って延々と政策を訴えられても頭に入らない。テレビの音が聞こえなくなることもある。映像でも活字でもいい、ネットか主観を入れないメディアに流すなり載せてもらえばありがたい。自分が絶対に支持しない政党が自宅の前で、それも間違ったことを主張されても、イライラするだけ。よろしくお願いします。

ユリノミクスに希望はあるか
◇あると思う。政権選択の候補としてではなく、公約に関して。それにしても、マスコミの希望の党叩きは尋常じゃないですね。特にテレビコメンテーターのそれがひどい。希望の党支持ではないけど、自民圧勝シナリオがピンチとなってから、ここまで必死に希望叩きをやるのかと。なりふりかまわず主張し続ける姿に、政治利権にかかわる人たちがいかにさもしいか、よくわかる今日このごろである。よく目に焼き付けておこう。軽減税率という劇薬を飲んだ大手活字マスコミも、公平というプライドを捨てて、希望攻撃を強めている。もっとも自分が読んでいる新聞だけが悪いのかもしれないが。さてその公約。消費増税凍結はこれまでブログで書いてきた通り。上げるにしても、今じゃないでしょう。当ブログ注目は、大企業の内部留保課税。実現性はゼロに近いし、二重課税という指摘ももっとも。某左翼政党がずっと主張してきて反対してきたからいまさらという個人的事情もある。しかし、400兆円ともいわれる内部留保は日本の場合、現金比率が高く、せっかくの金融緩和で経済活性化を目指しているのに、それに水を差す結果となっている。エコノミストや経済記者などは激しく反対しているが、中には「やり方次第で」と一部賛成の人もいる。課税にも控除条件がかなりあって、詳しく説明する余裕もないし、自分がよく知らない点も多いものの、例えば株主配当を増やせば課税額が大幅に減る。あるいは、非正規や若い従業員らへの給料を増やすのもいい。必ずしも巨額の設備投資に充てることもない。配当や給料で潤った分は、その分消費に回る。内部留保課税は制度設計次第でその有力な武器となる。カネは天下の回りもの。経済活性化はこれしかない。実現しなくても、選挙戦で訴えることで、内部留保にメスが入るのはいいことだ。そもそも内部留保が多いということは、それだけ経営者がmoron、ティラーソンがトランプのことをそう呼んだとつい最近話題になったワードだが、つまり「無能」ということのほかない。カネを上手に動かすことが経営者の手腕。ところで希望は、消費増税凍結、内部留保課税に、原発ゼロまで打ち出してしまったものだから、某新聞は3つとも自分たちの主張の真逆ということで、怒り心頭ということになっているようだ。おかげで毎朝、新聞を読むのが楽しい。

楽園探し
◇先日、車で友人を自宅近くに送った後、ディズニーランドの隣、新浦安に行ってみた。「終の棲家」計画の下見。UR(都市公団)の海浜幕張と新浦安の折り込み広告がときどき入り、また新浦安は知り合いの外国人たちがこぞって移り住んでいたことから、ちょっと興味を持ったからだ。夜だったのではっきりはわからなかったものの、住宅が集まりすぎていて、結局、移住候補からは除外することにした。タワマンこそなかったものの、高層住宅が立ち並び、戸建てもあまりにもたくさんありすぎて、自分だったら間違いなく道に迷う。人工的ではなくもう少し自然があって、マンモス団地ではなくもっと小規模な街がいい。
  2020年の東京五輪後を見据えて、頭の中での移住先探しを加速させている。準備に数年はかかるから。これまで生きてきた(笑)中で、今の日々の暮らしが京都での大学生時代と同じくらい、本当にいちばん楽しいと実感しているものの、都心部での暮らしということでのストレスは日増しに高まっているし、集合住宅が味気なくもなってきた。テレビで「ボンビーガール」や定年の移住生活者らの様子を描いた土曜テレ朝の「人生の楽園」、古いところでは有吉ゼミの「坂上忍、家を買う」や「大改造 劇的ビフォーアフター」などをみたことも影響しているかもしれないが、一軒家に照準を当てることにした。
  まずは場所から。これまでたまにブログで触れてきたが、候補はほぼ固まった。県でいうと、神奈川、京都、千葉。東京郊外と静岡も入れていい。神奈川は前に書いた横浜郊外ではなく、三浦半島と湘南。海がみえるというのが何よりもの動機。京都は突然、急浮上した。大学時代に住んでみて本当に良かったし、親や妹を含め親族の大半が関西に住んでいるというのもある。学生時代やバー、ホテルでの勤務時代、そして会社での友人、知人も多い。会社時代の同僚は会社をやめれば交流はなくなると一般には言われているようだけど、記者という職種もあってか、いまでも友人のように交流が続いている人もいる。ガイドの資格を取れれば顧客には困らなさそうだ。千葉は長年住んだし友人もいちばん多いし、もっとも“楽”な選択だが、新しい門出という意味ではワクワク感は少ない。な~んてことを日々、夢想している。
  では一軒家で何をやりたいか。箇条書きにすると1エコハウス 2家庭菜園 3メディアルーム 4最先端家電。1のエコハウスは、エコロジーではなくエコノミー。太陽光パネルを設置して電気は自分で補う。売電してもいいけど、自宅でじゃんじゃん使いたい。車も電気自動車かせめてPHV。これなら心置きなくドライブできる。1台はミニ・キャンピングカーみたいにして全国を旅するのもいい。道の駅で宿泊すればコストは燃料費も含めてタダだ。今の都市サバイバルブームに便乗するという側面もある。2の家庭菜園は、最近、農業をやってみたいという気持ちがフツフツ沸いて、でも商売としてやるつもりはまったくないので、趣味として挑戦したいということで。自分で作ったナスやキュウリで料理したり、つまみにして酒を飲んだりするのは最高だろうな。もちろん生活費が安くなるというのもある。一軒家なら庭でバーベーキューしても、サンマやシイタケを七輪で焼いて食べるのも自由。できれば果物も育てたいな。神奈川や静岡、千葉なら釣りを趣味にするのも楽しそうだ。3のメディアルームは、映像と音の専用部屋をつくり、大画面、大音量で楽しむためのもの。ピアノはアコースティックを買うこともできる。4の最先端家電は一軒家限定ではないが、自動掃除トイレ、自動掃除バス、食洗器、掃除ロボットなどを導入し、家事を100パー担当している自分の負担を減らしたい。電気は自分で作っているので、気兼ねなく使える。
  まあ、そんなことを夢みている日々。となると、家は当然、地価の安いところでとなる。引退後のいわゆる「田舎暮らし」でも、極端な地方や、ましていま流行の離島という選択肢は考えなかった。いや、考えたけど、食指は動かなかった。ということで先にあげた3府県プラス2都県を候補に挙げた次第。そんなことを考えていると、ネットの関連記事につい目がいく。昨日つい読んでしまったのが<住んだら地獄の街ランキング>という記事。日刊SPAが、各メディアが取り上げるような人気スポットなのに、実際に住んでみたら不便だったという街をピックアップした。それによると1位谷中、2位鎌倉、3位春日部、4位白金高輪、5位海浜幕張。わが候補が2つ入っている。鎌倉は車の渋滞がひどいこと。駅までバスで20分の所も観光シーズンは2時間になるという。海浜幕張は路駐がひどく、コンビニが少ないということだった。ちなみに谷中は墓が多く夜は暗いし、買い物できる場所も少なく、店が早く閉まること。3位の春日部は友人が住んでいていい街と聞いていたが記事によると駅前は老人のみで閑散としているそうだ。シロガネーゼの街の実態はジジババだらけだからとか。今の大学が近くだが、確かに。いずれにせよ、これらの実現には先立つものがいる。明日からまた、楽しみながらしっかり稼ごう。
 

みたえいがNo.30 天空の城ラピュタ(1986年)(20170929 日テレ)
 
歴史テレビNo.15 歴史秘話ヒストリア「ヤング家康と四天王」(20170716 NHK総合)
 

歴史テレビNo.16 ブラタモリ#84「高野山の町~高野山はなぜ山上の仏教都市に?」(20170923 NHK総合)
 

たびテレビNo.3 日本の旬を行く!路線バスの旅「初秋の北アルプスを目指す旅~飛騨高山から上高地へ」(20171003 BS-TBS
 
たびテレビNo.4 アド街ック天国~京都・伏見稲荷(20171007 テレ東)
 
◆東北極楽浄土の旅◆7 釜石(岩手県)


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JRと三陸鉄道・釜石駅

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JRの釜石駅

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ラグビーのメッカ

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駅の正面は新日鉄釜石の会社

2017年10月 5日 (木)

1005 ノーベル狂騒曲

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【連載・「幸せの国」北欧24とノーベル平和賞発表前記念】オスロにあるノーベル平和センターの壁画(今年4月18日撮影)

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旧オスロ西駅を利用したノーベル平和センター

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歴代の受賞者たち

文学賞
◇今年のノーベル文学賞は日系の英国人、カズオ・イシグロ氏に決まった。英文科卒の人間ならだれでも知っている人気作家だ。イギリスはもとより、他の欧州や米国の書店にはたいてい置いてある。長崎出身だが5歳で渡英し、やがて帰化しており、日本語はほとんどしゃべれないという。
  「ノーベル賞週間」は株の世界にも影響を及ぼす。文学賞関係ではここ数年、村上春樹氏がブックメーカーのオッズでトップになることが多く、関連株ということで文教堂という書店の株が、この時期に乱高下する。株初心者だった私は昨年、これも勉強と言い聞かせて参戦し、小さな損失を被った。1単元(100株)が3~5万円程度のいわゆる低位株なので、多くの人がおそらくパチンコか競馬、競艇感覚で参加するようだ。今年は昨年の借りを返すべく、4単元だけ参加したが、やはりスタートが遅くて高値掴みになってしまった。文学賞の発表日がなかなか発表されなかったせいか、多くのアホなホルダーが今年は文学賞がないと勘違いでもしたのだろうか。今年もハルキがオッズでトップになったのに月火と急落。なんか損切りももったいない気がして、信用をすべて「現引」して現物株にし、来年まで待ちか、損失を新年度に持ち越そうかと考えていた。浜松町の文教堂ではバス待ちもあってよく行くので、割引となる株主優待狙いで保有していてもいいかなと思っていた。タブレットでPTS市場(夜間取引)の同社の取引ページを開き、テレビをNに合わせて午後8時を待った。少し前から急騰し始めた。仕手筋が入っているとのうわさもある株。しかし、板にかなりの数が入ってきたので、もしかしたら情報をいち早く入れた人たちが押し寄せてきたのか。でもそれってインサイダーじゃん。不思議な気持ちで待っていたら、画面に「ノーベル文学賞に日系のカズオ・イシグロ氏」のテロップ。う~ん、株的には中途半端。一応ストップ高水準には指値を入れ、一部は先の混乱に乗じて損切りとなるが指値を変えて約定させていたが、そこそこ上がったところでやはり指値を下げてすべて売却した。昼間ほかの株で積み上げた利益を相当減らすことになってしまった。でもこれも勉強。カズオ・イシグロの作品はもちろん英語で書かれている。文教堂にも洋書コーナーはあるが、ふだんの株価を倍に押し上げる力はないんじゃないか、というのが当ブログ作者の判断。さて、吉と出るか凶と出るか。文学愛好者たちからすればとんでもないバチ当たりな行為であるが、こちらは個人投資家なのでお許しを。今年が日系人だから来年のハルキは難しくもなったね。
 
化学賞
◇こちらはノーベル賞狙いで保有していたわけではないのだが、昨日発表の化学賞で上がった株も保有していた。仮名にしてもわかるのであえて書くが、「そーせい」という創薬ベンチャー。マザーズ上場で1単元が100万円ほどするいわゆる値嵩(がさ)株だ。化学賞受賞者のひとりは英MRC分子生物研究所のリチャード・ヘンダーソンだが、彼が創設者のひとりとなったイギリスのバイオテック医薬品企業にHeptares Therapetics(ヘプタレス)という会社がある。この会社をそーせいが一昨年買収している。昨日のPTSでもそこそこ上げ、今日5日の場中でもそこそこ上げたものの、日経CNBCを断続的に見たり、新聞やネットの記事をチェックしたりしたが、そのことにほとんど触れられていなかった。バカだと思われる某アナリストは「マザーズは下がっていますが、寄与度の大きいそーせいは頑張っていますね。さてIPOの株ですが・・・」と完全スルー。頑張ったんじゃなくてノーベル化学賞関連だから。もちろんどこかで指摘している人はいたのかもしれないが、後場になってその日経CNBCのその時間にアンカーを務めている、セミナーでも直接聞いて好感を持った好青年岡村くんがやっと、そーせいとノーベル化学賞の関連を解説した。そのせいかどうか検証のしようもないが、株価はかなり上げた。一時5パー近くの上げ。自身は含み損がかなりあるので売買しなかったものの、多くのホルダーはやきもきしただろう。ホルダー間では周知の事実でも広く知られないと買いが入らないことはあるからね。この会社は前からIRベタというか問題があって、情報を流せばいいものを、したのは大引け後。やれやれ。でもまた明日、もう一回波がくるかもしれない。文教堂のついでにみてみたら、こちらの方は(も)かなり上げていた。でもあすは週末金曜で、土曜日から3連休。10日は公示というより北朝鮮がミサイルを飛ばすかもしれない日。多くはリスクオフポジションで上値は限定的だろう。やれやれ。
 
キャリアウーマン
◇きょう5日、車での帰り道、豊洲の4車線、今の車とどちらにしようか天秤をかけていたメルセデスの販売店を少し過ぎたあたりで、左折するために左から2番目のレーンから1番左にウインカーを出して車線変更した。すると突然、キャリアウーマン風の女性が手を上げて、車道の真ん中あたりに飛び出してきた。「自殺か」。自動ブレーキがあるのでひくことはないけれど、クラクションはならさずブレーキを踏みながらハンドルさばきでよけた。車が横切る直前に自分の行動に気づいたのか、あせって後ずさりしたようだった。自殺ではなかった。よかった。ミラーで確認すると、自分の車の後ろにタクシーが走っていて、それを停めようと車道に飛び出してきたのだ。豊洲はキャナリーゼと呼ばれるセレブもいれば、企業もそこそこあるのでイケイケキャリアウーマンも多い。この人、仕事はできるかもしれないが、空気が読めないというか周りがみえないタイプだろう。死んだらもともこもない。気を付けてくださいな。
  そんなつかみから書くのは不謹慎かもしれないが、NHKの女性記者の過労死問題が発覚した。ネットでは昨夜の朝日デジタルがいちばん早かったように思う。朝刊には各社載せていた。31歳の首都圏センターに所属する記者が、ピーク時の残業時間が月150時間を超え、2013年に心不全で死亡。14年には労基署が労災認定していた。入局9年目で都政を担当。6月の都議選、7月の参院選報道にかかわり、参院選投開票の3日後に亡くなったという。ネット記事のコメント欄には「わずか150時間ぐらいで」という心無い言葉や「中小企業のうちはもっと」といった悲惨自慢も数多く見られた。時間で測れる仕事ではないので実際はもっと多かったはずだし、労基署が指摘しているように深夜に及ぶ業務で休みも確保できず、精神的プレッシャーもあって相当の疲労の蓄積があったと思われる。同じ2時間の労働でも、野球よりサッカーの方が疲労は大きいし、サッカーよりフットサルの方がきつい。1時間の柔道試合などありえない。選挙取材の記者の仕事は、ずっと柔道着で試合を続けているようなもの。いつ1本取られるかわからないから、肉体だけでなく精神的なものも相当なはず。また機会があればじっくり書きたいが、今の状況ととてもよく似ている。第二の佐戸さんを出さないように気を付けてほしい。上司や周りが気を付けるのも大事だが、まずは自分の命は自分で守ろう。体育会系の会社で出世するタイプの上司に多いのは、自分も頑張るのだけど部下にも最大限の頑張りを要求する人。彼らの幸せは関係ない。つぶれてもかまわない。あくまで自分の出世の踏み台。前のわが社では幸い、こういうタイプはいなかったが、バブルの時代でもあってみんなが狂ったように仕事をしていた。NHKがそうだったというつもりはないけれど、選挙取材している記者にはだれかが見守って、走り続けたらブレーキをかけてあげないといけない。Nにそういう人がいなかったのは事実であり、残念。遺族の強い要望でこの事案を公表してこなかったそうだが、<電通事件>でよく会社を指弾できたものだと思う。改めて佐戸記者のご冥福をお祈り申し上げます。
 
よんだほんNo.19 マンガ日本の歴史16 朝幕の確執、承久の乱へ 石ノ森章太郎 中央公論社(港区立図書館)
 
みたえいがNo.29 大脱出(2013年、米)(20160924フジテレビ)★★☆☆☆ シルベスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガー
 
◆「幸せの国」北欧24◆ ノーベル平和センター
  

  ノルウェーの独立100年を記念して2005年にオープン。ノーベル平和賞の歴史や受賞者の功績に関する資料を展示。建物は1872年から1989年まで使われていた旧オスロ西駅。


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ノーベル平和センター

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中央やや左の白い建物がノーベル平和センター。右の茶色の建物が授賞式が行われるオスロ市庁舎

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1階入り口

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壁画

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館内

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日本人受賞者の佐藤さん

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その説明

2017年10月 2日 (月)

1002 年度後半スタート まずは読売の終焉から

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【連載・歴史探訪2017夏6】清州城(愛知県清須市で、8月23日撮影)

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清州城は建て替えられたもの。周りは清州公園として整備

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小牧山城(愛知県小牧市)

米ラスベガスで銃乱射
◇カジノのメッカ、ラスベガスで銃乱射事件。少なくとも50人以上が死亡したという。数十分置きにテレビをつけてCNNやCNBCなどを見ているが、断片的な情報が入るだけで全体像がわからない。カントリーミュージックの会場に向けて、近くのホテルの32階の部屋から、60代の地元の男が自動小銃を乱射したらしい。テレビは絵をつなぐためにツイッターかフェイスブックの動画を繰り返し流している。何度も見ていると携帯で不安定な状態で録画しているためか酔ったようなめまいのような感じになる。亡くなった人のほか200人以上がけがをして病院に運ばれている。重篤な人も多いという。少しでも多くの命が助かることを願う。しかしアメリカはあと何年したら、日本並みの銃規制が達成できるのだろうか。
 
もう終わりだね
◇読売ジャイアンツが終焉を迎えた。ネットにアップされたスポーツ紙や雑誌の記事ではすでに「総括」が始まっている。CSまでの“つなぎ”だろうけど、指摘はほとんど正しい。要は実力不足だ。新陳代謝と底上げが必要だ。巨人を全力で応援する当ブログではだが、総括はもう少し時間をおいて考えたい。(投手の)4本柱はセパ全球団でもナンバーワンとの呼び声が高く、CS進出ならいわゆる下剋上が期待され、確かに立証してみてもらいたいとの気持ちはあったものの、残り数試合でこの4本柱で広島や阪神や横浜や中日にさえ勝てなかったのだから、CSでもたぶん無理だっただろう。Gファンは早くもストーブリーグ入り。ちょうど昨日、今年度の後半入りをしたところだから、自分自身もプロ野球から完全に離れ、できたゆとりの時間を充実した秋のために使いたい。G党でこのブログをみてくれた人がいたようですが、また来年春にでも会いましょう。ぼくも捲土重来を期して、ジャイアンツの若手のように泥まみれになって頑張ります。何を?さて。
 
まだまだ進化
◇外出用の色の付いたちょっといかついメガネのレンズを変えた。小さい文字が見づらかったから。数年前に目の奥に穴が開いて手術し、飛蚊症もひどくなり、老眼に加えて近眼もここまでひどくなるようだったら、もう読んだり書いたりする仕事はあと数年でできなくなるかもと、ちょっと覚悟した。でも耳や口は使えるし、体力こそ急速に低下しているものの足を使って動くこともできる。どんな仕事だってできる、たいていの遊びもできる、と思いながら悲壮感なしに眼鏡市場に行くと、なんと近視の度合い減っているので、少し緩めましょうとのことだった。一瞬耳をうかがった。半世紀近く生きて目が良くなることってあるんだと。遠視がひどくなったからかと聞いたところ決してそういうわけではないという。外で過ごす時間が多くなったからか? 映像の美しいソニーの55型4Kテレビを見ているからか? 翻訳やライターの仕事をほとんどしなくなったためか(笑)? まあ原因はなんでもいいんだけど、近視が少しでも直った(治った?)ことはうれしい。これで遊びも仕事も選択肢の幅が増える。この調子で目だけでなく、もっと下の方のパワーアップというか若返りというか回復というか、も目指していこうと思う。
 

みたえいがNo.26 ボーン・コレクター1999年、米)(20170926テレ東)★★★★☆ ジェフリー・ディーバー原作、デンゼル・ワシントン/アンジェリーナ・ジョリー
みたえいがNo.27 トゥルー・クライム1999年、米)(20170927 テレ東)★★★★☆ クリント・イーストウッド
みたえいがNo.28 7つの贈り物2008年、米)(20170929テレ東)★★★★☆ ウィル・スミス
 
よんだほんNo.18 マンガ日本の歴史15 源平の内乱と鎌倉幕府の誕生 石ノ森章太郎 中央公論社(港区立図書館)
 
◆歴史探訪2017夏◆6 清州城、小牧山城、岐阜城へ


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小牧山城の山頂付近から小牧市の街並みを臨む

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発掘調査が続く

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夜に行くのはキケン!

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名古屋なので味噌カツ定食を

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宿泊したのは岐阜羽島駅の目の前。白いのが新幹線

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岐阜城へ。登りは歩いて行くことにした決定が悲惨な結果に・・・

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天守までいちばん楽そうなルートで50分くらいが目途といのことだったが、夏だったこと、歳、そしてサンダルだったこともあって、1時間半ほどかかった

2017年9月29日 (金)

0928 のぞみ かなえ たまえ

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【連載・「幸せの国」北欧23】海にも近いノルウェーの首都のオスロ中央駅(=中央奥の白く低い建物、2017年4月19日撮影)

舞台裏も大混乱
◇衆院解散。希望の党ができ、民進が分裂して一部が希望に合流する見込みとなるなど、選挙戦の構図は数日で劇的に変わった。まだまだ変わるだろうし、シナオリを見通せる人はだれもいないだろう。候補者当人、関係者はもちろん大変だが、前に書いたように古巣の報道業界には心底同情する。特にテレビより活字メディアに心配というかシンパシーを覚える。映像は間違ってもすぐに訂正が出せるが、活字は印刷していったん配られれば直すことはできない。新聞の場合、特に開票では配られる地域ごとに数分刻みの締め切り時間の中で、正しい情報を載せなければならない。ほとんど無風のような選挙でも、何か月も前からリハーサルを重ね、取材部門、デスク、校閲を含む編集部門から印刷、配達に至るまでかかわるすべての人の理解と習熟を図るのが常だが、公示10数日前になっても政党という骨格さえも決まらないまま正式に始まってしまった。しかも、公示までにどこまで固まるか予想もつかない。どうやってリハーサルをするのか、今や部外者ではあるものの、興味というより心配の方が先に出る。選挙は、ふだんからブラックな会社がさらにブラックになる期間。体と特に心の状態には気を付けてほしいと思う。
 
「選挙は買い」か
◇当初は議席数こそ減らすものの自公で過半数は楽勝とみられていた。ところが希望の党の出現と、民進の“合流”方針で、先行きはかなり予想しづらくなった。それでも解散日の28日、日経平均株価は3ケタ近い上昇となった。株価は一般に不透明要因を嫌うというが、この上げ。前日の米市場で、トランプ政権と共和党が法人税の35%から20%への下げを柱とする税制改革案を発表し、ダウが上げ、金利が上昇し、円安となったことが主な原因とみられるが、日本株の上昇は、日本の政治の変革に対する欧米からの期待も多少は含まれているような気もする。「選挙は買い」の格言に従ってコツコツと株を集めていて、希望の党の出現で当分は下げるのかと思って安心して深夜まで酒を飲みながら映画をみていたのだが、円安進行と先物上昇が進み、28日は2時間ほどの仮眠でほぼ二日酔いの状態でデスクトップパソコンの前に座り、指値を入れていった、一部を利益確定するためである。そしてうまくいった。昼間まで寝て後場から参戦する方がいい時も多いが、この日は寄り付きで急上昇した後はずるずると下げてしまったため、早起き作戦が奏功した形だ。小池百合子さんは勝負師だともギャンブラーだとも言われているという。もちろん政治の世界の話だが。ギャンブルそのものはしないものの勝負の世界に身を置き、そして負けることの多い自分としては、彼女から勝負勘のようなものを、報道などを通して学びたい。
 
アベノミクスの次もアベノミクス?
◇先を読むのは本当に難しい。選挙に加えて北朝鮮リスクもある。朝鮮労働党創建70周年の10月10日前後ともいわれている。ブログだからお気楽に書いてしまうけど、政権交代もあるのかもしれない。投資家の多くは安倍政権の存続を望んでいると思われるが、個人的にはそろそろ変わってもいいような気がしている。もともと、アンチ安倍ではないものの、アベノミクス信者でもなかった。それでも第2次安倍政権の功績は素直に評価してもいいと思う。第2次安倍内閣発足時の2012年12月26日の日経平均株価は1万230円だった、きょう2017年9月28日の終値は2万363円である。5年で1万上げたというより2倍近くまで上げたというほうが正しいだろう。円は85円台から113円台に。日本の企業は近年になり好業績となっている。改憲を封印して経済再生に注力し、結果を出したことはもっと評価していい。しかし、これからもアベノミクスでいいかとどうかと言えば、正直わからない。そろそろ選手交代、新陳代謝をはかるのも悪くはない。百合子信者ではこれまたないが、希望が掲げる「消費増税凍結」と「脱原発」は有権者の心をつかむしいい政策だと思う。脱原発は前の会社にいたときは口がさけても言ってはならなかったことだし、自身も今ある原発を使ってコストを下げるのもありかなと長年思ってきたものの、最近は脱原発もいいなかと思い始めている。民進の希望合流報道を受けてこの日は原発比率の高い関西電力をはじめ電力各社の株価が大幅に下げている。世論調査で自公圧勝との結果でも出ない限り回復はしばらく難しいと思われる。自分は電力関連株を一切持っていない。自公圧勝と思う人は、いまのうちに電力株を仕入れておけば儲かるだろう。彼女はネーミング、キャッチフレーズを付けるのもうまい。「日本リセット」「寛容な改革保守」「しがらみ政治からの脱却」、そしてなにより党名の「希望」。オレの心にも刺さる美しい言葉だ。
  思わぬ強力ライバルの出現で、慌てふためき、なりふりかまわぬ態度を取る人たちの姿を見ることができたのもおもしろかった。議員当人はともかく、政治評評論家、コメンテーター、記者、あるいはメディアそのものも。横綱相撲のつもりが一気に負けるかもしれないという焦りからか、「寄り合い所帯」「政策実現、具体策とぼしく」「無節操」「烏合の衆」など、あらゆる否定的な言葉を使って攻撃を始めている。しかし、できたばかりの政党に完璧なものなどありえない。批判の必死さが逆に焦りを浮き出させている。個人はともかく、マスメディアには冷静な報道を期待したい。もっとも今の時代、マスコミが世論を動かすことはあまりできなくなった。間違ったり偏ったりした情報で人を動かそうとしても、誰かに見透かされ、ネットで流され、拡散していく。情報の寡占はもう無理だ。だからこそ、色や意見のついていない、愚直な情報が求められている。いままでは朝起きて新聞を取り込んでも、テレビはみてネットはチェックしても新聞をすぐ読むことは稀だった。だがここ数日、新聞を取り込むとすぐに目を通すことが多い。前日の野球の結果を読みたいというのもあるが、やはり政治はおもしろい。ネットでは読めない、おもしろい記事を期待したい。
 
望み叶えたまえ
◇タイトルの「のぞみ かなえ たまえ」は、1980年代前半、テレ朝系のバラエティ「欽ちゃんのどこまでやるの!」から誕生した企画ユニット「わらべ」の3姉妹の名前。萩本のぞみ、萩本かなえ、萩本たまえである。めだかの兄弟という歌が大ヒットした。のぞみちゃんは私生活で、ベッドで喫煙している姿を写真週刊誌に掲載された。謹慎を経て電話で涙ながらに反省の弁を述べ、めだかの兄弟を合唱した回には42パーの視聴率を記録したという。だが、その元彼が自殺し、結局降板、脱退となった。その出来事はニャンニャン事件と呼ばれた。アイドルの事務所は、なりたての子たちに説教するのではなく、こういう“歴史”を学ばせることが、不祥事防止に役立つ気がする。数年前だったか、あるテレビ番組の「あの人はいま」みたいなコーナーで「かなえ」ちゃんが出ていた。石油会社勤務の外国人と結婚し、ドバイに住み、2人だったと思うがかわいい子供たちを育てて幸せそうに暮らしていた。もちろん歳は取っているが当時と変わらぬ愛くるしい笑顔が印象的だった。タイトルに使ったのはこのことを書きたいためでなく、単に希望の党から思いついただけ。でも希望をかなえてくれるといいね。
 
みたえいがNo.23 アンフェア the movie2007年)(20170925フジ)★☆☆☆☆
みたえいがNo.24 ルームメイト2(2005年、米)(20170925テレ東)★★☆☆☆
みたえいがNo.25 アウトレイジ(2010年)(20170927テレ東)★★☆☆☆
 
◆「幸せの国」北欧23◆オスロ駅
 
  
スウェーデン・コペンハーゲンからノルウェーの首都オスロへ。鉄道では直行列車も日に3本ほどあり、所用時間は5時間ほど。快適そのものの旅だった。高速で、時速200キロ近かったと思う。車窓から絶景というほどでもないがフィヨルドを楽しむことができる。北部の方へ行く列車からはもっと素晴らしい風景が見られるはず。こちらはビジネス客も多かった。


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インターシティ特急。車内は観光というよりビジネス向け

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車窓から

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ぶれているが「169キロ」と表示

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軽食も出た

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オスロ中央駅に到着

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駅のコンコースからホームを臨む

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構内

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駅の外観。改札なくホームに直結

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外観

2017年9月25日 (月)

0925 崖っぷち

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【連載・東北極楽浄土の旅6】胆沢城跡(岩手県奥州市で、7月21日撮影)

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東北本線、水沢駅(ホテルの部屋から)

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水沢駅前の飲み屋街

執念とかじゃなくて
◇秋分の日も過ぎて本格的なさわやかな秋になってきた。25日、ジャイアンツの対ヤクルト戦。2回に5点を入れられ、さすがもう秋も終わりかな、一足早くストーブリーグ入りかな、今年の巨人はCS行く資格はないしな、と半ばあきらめて、ニュースセブンにチャンネルを切り替えた。2分延長の番組が終わってチャンネルを元に戻した瞬間、3点目を返していた。同番組のスポーツ速報では5-0のままだったのに。しかし、希望は抱かず、たんたんとナイター中継をみた。負けても気持ちが落ち込まないようにと。そして結局、ご存知のように、5-6と5点差をひっくり返す大逆転劇。推しメン小林も3安打と、何か奇跡の予兆のようなものが出始めた。あすからはドーム。4位ジャイアンツ残り5試合、3位ベイ残り8試合で、1.5ゲーム差をひっくり返すのはほぼほぼ不可能だが、ここまで来たら頑張って最後まで見届けようと思う。
   振り返るのはまだ早いけど、やはりペナントレース入り前のワールド・ベースボール・クラシックが大きな影響を与えた。中田や山田、序盤の小林、今の坂本など、WBCメンバーの不振が素人からみてもわかる。ラッキーボーイの小林だけはあの大舞台でリードを学び、日本一のキャッチャーとなって今の巨人の投手陣を支えているので恩恵はあったものの、打撃陣はほとんど前年よりパフォーマンスを落としている。先日の広島戦で選手たちは覇気がないと批判がネット上に渦巻いていたが、毎日120%の力で戦うことは不可能。120パーで何試合か戦えても、当然その反動は来る。WBCもそのひとつだ。体力だけでなく精神であり、心だけでなく体がついていかない。「疲れが出ているでしょうか」「今そんなことを言っている時ではない」。無駄なやり取りだ。そんなことはわかっている。それでも心も体もついていけないことがある。選手たちは自分たちで言うことができないので代弁しました。上に立つ人間がそれをどうコントロールできるか。スパルタ上司はいっとき力を出せてもトータルでは負けてしまうように、野球でも監督、コーチら首脳陣の力がいま、試されているのだと思う。

日本の選択、じゃなくて日本を洗濯
◇首相が25日、記者会見を開いて解散表明。来月10日公示、22日投開票が正式に決まった。自分は関係ないけど、なんか慌ただしい秋になりそうだ。小池都知事の新たな政党「希望の党」もこの日、結成された。ネトウヨ(ネット右翼)が多いとされるヤフコメ(ヤフーコメント)ではけちょんけちょんだったが、個人的にはとてもおもしろいと思っている。小池さんはこの日早速、師匠である小泉元首相のもとへ足を運んだ。「大義のない」「森友、加計疑惑隠し」の安倍・自民党は当然、議席を減らすだろう。憲法改正をあきらめ、岸田さんへの禅譲を決めたともいわれる中、安倍さんは2020年まで総理を続ける気持ちはあまりないようにみえる。追い込まれ解散で惨敗するのだけは避けたかった崖っぷち解散のように自分にはみえる。たぶん違うだろうけど。山尾氏の不倫問題や細野さんをはじめとする離党ドミノなど民進の“敵失”がいちばんの勝機だったはずだけど、小池さんの動きは勝負をさらに複雑にした。安倍さんにとって必ずしも不利だとも言えない。小選挙区制で、野党が乱立すれば当然与党は有利になる。しかし、小池さんは元自民で、安倍内閣の防衛相。大量の保守層が希望に流れる可能性がある。民進は前原、枝野という「昔の名前」の人による党首選でかなりの国民がそっぽを向かれた。小池さんの党名を借りれば文字通り「希望」のない政党である。個人的には、政治家がその職務で法を破り前科を持ったものが代表代行になるような政党など考えられない。それはともかく、それでも安倍首相ならびに安倍政権にアレルギーを持つ人、あるいはお灸を据えたい人、あるいは新陳代謝を願う保守層ならびにマイルドな革新層にとって、小池新党はその受け皿になりうる。これまでは離党者を集めた選挙互助会などと揶揄されてきたものの、数年前の維新ブーム、あるいは先の都議選のように、突然の大きな風が吹く可能性は高い。政治評論家らがしたり顔で“解説”し、見通しは語っているが、進んでみないことにはわからないこと、不透明要因が多すぎると思われる。ブログを書きながら時折ネットニュースなどをチェックしていると、小池新党が消費増税に反対してくる可能性に言及しているものもあった。消費増税が官僚のためということを知っている多くの国民が、使途変更だけでは物足りないと、もしそうならばこちらに流れる可能性もある。ちょっと脱線するが、観光庁が検討している「出国税」はぜひやめていただきたい。今回の争点にはなっていないものの、空港利用税との二重課税との指摘もある。こんな税を作ったら海外に出て二度と日本に戻ってきてやんないぞ。いずれにせよ、台風の目は希望だ。合流する「日本のこころ」に続き、民進との合流を志向している自由が小池さんにも秋波を送り、民進も送っているようだ。さて、どうなることか。ガラガラポンして、新しいニッポンになるといいね。いつでも、どんな業界でも、新陳代謝は絶対に必要だから。
 
みたえいがNo.22 崖の上のポニョ(2008年)20170922日テレ★★★★☆ 宮崎駿監督 
 
  
日テレ地上波で2週続けてしょうもない映画をやっていたかと思えば、こんないい作品も。際立たせるためにわざとだったんでしょうか。アニメはあまり見ないのだが、この前の通訳ガイドの試験で、ジブリに関する問題がたぶん複数だったと思うけど出た。日本にとっての最大の観光資源のひとつがアニメ。先日、フィリピン・セブ島で英語を勉強していたときの20代女性の「先生」が観光のため来日して、もっとも時間を割いていたのが東京ディズニーランドと、三鷹の森ジブリ美術館だった。”お勉強”のためにみたわけではないけれど、今さらながら、確かに人を惹きつける魅力がジブリ映画にはある。今週の金曜ロードショーは引き続き「天空の城ラピュタ」。
 
たびてれびNo.1 ローカル路線バス旅Z 宮城松島~白神山地 20170923 テレビ東京
たびてれびNo.2 出没!アド街ック天国 関東の極上温泉決定版 20170923 テレ東
  
歴史てれびNo.13 ブラタモリ#82 高野山 20170909 NHK
歴史てれびNo.14 ブラタモリ#83 高野山と空海 20170916 NHK

(記録のために歴史番組と旅番組をブログに載せます)
 
◆東北極楽浄土の旅◆6 水沢(岩手県奥州市)・胆沢(いさわ)城跡
 
  
水沢市は岩手県内部にかつて存在した市。周辺市町と合併して2006年に奥州市となった。水沢はみちのくの小京都として知られる。平泉付近に安宿がなかったので車だったこともありこちらで宿泊した。胆沢城は国指定史跡。802年に蝦夷征討に際して坂上田村麻呂が築城し、政庁をはじめ多くの役所が設けられていた。宮城県の多賀城にあった鎮守府(陸奥の軍政の拠点)が胆沢城に移され、1083年の後三年の役のころまでの約150年間、陸奥支配の中心となった。


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胆沢城政庁地区の図

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探訪マップ

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水沢駅前の繁華街

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遠州の小京都ととも呼ばれている

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宿泊した日、地元新聞の1面トップは芥川賞作家が岩手県出身だったというニュース

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ふだんはグラノールにスクランブルエッグ、ヨーグルト、サラダ、紅茶という洋風の朝食なので、こういうクラシックな和食の朝食は本当にうれしい

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朝は食堂で

2017年9月23日 (土)

アムロスなんかに負けるな

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【連載・歴史探訪2017夏】龍潭寺にある井伊直虎像(静岡県浜松市で、2017年8月23日撮影)

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龍潭寺

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小堀遠州作庭園

安室ちゃん引退表明
◇安室奈美恵が来年9月での引退を表明。特にファンというわけではなかったけど、45作目のシングル「Hero」はリオ五輪のNHKテーマソングということでいやでも耳に入り、その美しいメロディーと歌声、自身のリオへの旅の思い出も重なって、最も心に響く曲のひとつだっただけに、曲が流れるたびに胸が締め付けられている。その一方で、とても爽やかな、すがすがしい気持ちにもなっている。決断が潔かったからだろうか。ゴルフの宮里藍のときも同じ気持ちになった。2人は同郷。沖縄女性の持つ思い切りの良さ、あるいは自由さ、あるいは世間の常識を超えることができるスケールの大きさとでもいうのだろうか。藍ちゃんの引退表明後、インタビューを受けた彼女の知り合いも含めた地元の人たちは一様に、引退を肯定していた。「残念」「早すぎる」という表現以上に、「ここまでよく頑張った」「お疲れさま」という声が圧倒的だった。安室ちゃんに対してもきっと、同じような声が聞かれると思う。自分も同じ。限界ギリギリまで、例えばイチローやカズのようにボロボロになりながらも続けるというのもひとつの美学だけど、良く引き合いに出される山口百恵のようにスパッと“足を洗う”のも、美しい生き方だろう。テレビで坂上忍が「引退したら戻ってきてほしくないような・・・」と言っていたのも、とてもわかる気がする。安室ちゃんも藍ちゃんも、ある意味、余力を残した形かもしれないけど、それに区切りをつけて新しい道に進むのは、とても素晴らしいことだと思う。引退後というと、「第二の人生」とか「余生」とか、どちらかというとネガティブ、あるいはワクワク感のない表現でくくられがちだが、一度しかない一生でこれまでとは違った生き方ができるのは、「人生二毛作」なんてダサい言葉は充てたくないけど、それと似たような新たなチャレンジがこれから始まるということで、2人にとってはむしろ高揚感いっぱいの門出のような気がする。安室引退報道に際して、自身の感情を書いてみようとしたものの、うまく表現できなくてもどかしいのだが、残念なニュースというよりむしろ明るい、未来に向かって前向きなニュースだと感じている人間も少なからずいるということを言えればと思う。でも、テレビの映像で、自分より少し下ぐらいの世代だろうか、ファンがテレビインタビューに涙を流して答えているのを見て、ひとつの時代が終わった寂しさも感じている。テレビやネットでは大きく取り上げられていたが、新聞ではかなり地味だったというのが、元業界人としての印象。今後、文化、芸能欄などで深く掘り下げた記事がでるのかもしれないけど。若者に読まれない理由がわかる気もする。
 
存亡の機
◇前の文に関連してきょう金曜、フツーに生きていくためには必見のようになってきたヤフーニュースに、自分の専門、といったらおこがましいか、テーマでもある業界の記事が数本載っていた。毎日新聞の新規採用者の過半数が女性になったという記事。午前中、株取引で忙しい時間に目にした。新聞社の場合、まず筆記試験から行われるのだが、関係者の話として、成績順すると女性ばかりになってしまうので面接で男にゲタを履かせたものの、それでもようやく半分ほどにしかならなかったという。そして内定後、男の辞退者が続出し、社の幹部は頭を抱えているのだという。実は20年以上前の自分の頃も、男にゲタの話は本当だったようだ。実際、同期をみても、女性の方がおしなべて優秀だ。女性が多くて何が悪いと言われれば確かにそうだし、女性の方が記者としての適性があるというも真実だとは思うけど、日本の、あるいは新聞業界独特のブラックな労働環境という点で、男性がある程度いないと回らないというものまた事実なのだ。
  自分が新人として支局に配属になった時に初めて、女性の宿直勤務が始まった。大半が1人で泊まるのだが、十分な安全設備もないし、女性が寝られるようなベッドも寝具もそれまでなかった。だが女性記者だらけになったので、多額の費用をかけて支局を改修した。自分の場合、玄関に鍵はかかったものの、酔っ払いや右翼、左翼も含めて深夜の訪問者は多かったし、宿直室にカギはなく、それも1室だけで男女別にできなかったし、畳の上に敷かれた万年床の寝具は文字通り万年床で、シーツは週に1回替えてもらえればいい方だった。ブラック自慢をしても仕方ないが、少なくとも女性が勤務できる状態ではなかった。労働環境はかなり改善されてきてはいるものの、最悪の環境で働ける男の記者が一定程度は必要、というのが業界の暗黙の了解事項である。この日は奇しくも電通の初公判が行われて夜のニュースで多くの時間が割かれていたが、残念ながら労働時間も含めて安全面など劣悪な条件で働ける男の存在がマスコミ業界には必要となっている。毎日さんも難しいところだ。自分たちの前の世代のように、女性には危険だからと支局や1人勤務が前提の通信部(局)に行かせないとなると、男女差別となってしまう。会社で決めたことならまだマシだが、部長や支局長や、特に実際の指揮をとるデスクにその判断がゆだねらてしまう場合、どんな現場でも時間でも、男女の別なく指示できるか。自分の場合は、まあ生々しいのでやめましょう。これは本当の話だが、後輩の女性記者が休みの日を利用して結納を交わしていたところ、当時のデスクから何度も原稿の問い合わせがあり、あげくこっぴどく叱られて泣いてしまい、さんざんな結納となってしまった。相手が同じ支局の男性記者だったから、結婚が正式に決まるまで、デスクを含め支局には内緒にしておきたかったそうである。まあ、その話も披露宴では「新聞」となって出席者みなに配られ、笑い話、思い出話となったからよかった。その夫婦はもちろん今も続いており、今でも毎年、年賀状が届く。その時のデスクも、幹部手前まで行ったものの現場に戻りたいと言って、海の見える地方の通信部の記者に戻り、数年前までやはり年賀状を頂いて近況を聞かせてもらっていた。また話がいつものように大きくそれてしまった。
  数日前、その古巣の会社から月一の社報が届いた。掲載されていたABC調査(部数調査)によると、前にブログでも書いたように予想通り、毎日新聞さんは7月度、全国で10万部の部数減となり、300万部の大台を割ってしまった。ぼくらの頃から優秀な記者は多かったのだけど、やはり時代の流れには抗えないかな。突然の流れで申し訳ないのだけど、その社報の最後から2ページ目に訃報、お悔み欄があるのだけど、先のエピソードのときの1代前の支局長、自分にとっては最初の支局長がそこに載っていた。小さな字で12行。入社してから定年になるまでついた部署名が7行を占めていた。78歳だから、寿命の短い新聞記者としては、天寿を全うしたといってもいいのかもしれない。「ナイフみたいにとがってた」自分は何度も支局長と衝突し、そのたびに居酒屋に連れていかれて、2人で何時間も飲んだことがいちばんの思い出。ご迷惑をおかけしました。安らかにお眠りください。
 
そろそろ勘弁してほしい
◇新聞業界話ついでに、もうひとつヤフーニュースから。右派からも左派からもそれなりの評価をされているテレビコメンテーターで「朝生」にも時々出演する東京新聞の長谷川幸洋・論説委員の「解散総選挙に『大義』が必要?バカも休み休み言いなさい」がアップさせていた。記事もおもしろかったが、注目したのは別のこと。当ブログでも何度か取り上げたあの女性記者のことを書いていたのだ。会社の同僚、後輩記者である。長いが引用する。「(前略)なんでも直撃質問すればいいと思っている厚顔無恥の女性記者が話題になっているが、彼女はただの「おバカ」か「ピエロ」だ。ときには直撃も大事だが、客観情勢から「こうなる」と分析するのも記者の仕事である。(後略)」。いや、すごいですね。イソ子さんにしてみれば、自分の会社の大先輩のスター記者からここまでけちょんけちょんに否定されたら、心が折れても不思議ではない。自分だったら、間違いなく耐えられない。直接言ってあげればと思うかもしれないが、長谷川さんは会社からにらまれ、今年論説副主幹の職を解かれている。会社のアウトローだから無理なんだろう。ブログの確認で長谷川さんのことをネットで調べたら、自分と同じ千葉出身で、同じ千葉高だった。もっともあちらは県立、こちらは市立。ご存知の方も多いが、えらい違い。で、慶応大に進学した。イソ子さんの先輩である。ちなみに長谷川氏は中日新聞に入社して10数年後、ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院で国際公共政策修士を取得している。いつも午前11時半からスカパーTBSチャンネルで放送される米CBSテレビを録画して視聴している。官房長官会見が長引くと、番組の冒頭が生中継している会見に“浸食”されてしまうのだが、ここ数日間連続で、その浸食が行われ、録画の最初5分間に彼女が登場する。さすがに他社にこれ以上迷惑はかけられないと思っているからか、質問は最後である。だいたい、2,3分、例のよく通る大声で質問し、途中で幹事社から「質問は簡潔にしてください」か「質問に移ってください」と注意され、半分くらいは「ハイ」と答えるものの、ここ最近はその注意さえも無視して「主張」を繰り広げ、菅官房長官が「それは文科省に聞いてください」「小沢さんに聞いてください」「政府としての発言は控えます」など数秒で回答する、というのが常になっている。当ブログでも使い、長谷川さんも使った「厚顔無恥」という表現が適切なのか、鉄の心を持っているというのがふさわしいのか。いずれにせよ、メディアの右左関係なく、現役記者は困っていると思う。米メディアでも問題となっている、記者のアクティビスト化だ。記者を辞めて選挙に出て、議員になればいいのに思っている人は自分だけではないと思う。
  長くなったけどついでからもうひとつおもしろい話を追加。テレビでもおなじみの旧皇族・竹田恒泰くん、竹田JOC会長の息子であり、最近まで憲法学で慶大講師を務めていたそうだが、彼のYouTubeを偶然寝る前のベッドの中でみてしまった。しばらくして動画は「実は・・・」という独白が始まる。なんと彼、その望月記者とは、同じ大学の同じサークル出身の古い友人だというのだ。エイケン、関西では映画研究会のことで英語研究会はエッサッサというと習ったのだが、関東ではESSというらしい、そのサークルに所属していた。ESSはどの大学も所属人数は最大のところが多く、慶応でも同じと思われるが、彼と彼女は同期でESSに所属し、当時200人くらいいた1年生の中で2人とも、7人だけだったというオーディションに通ってドラマセクションに所属していたという。知りすぎた仲だったのだ。当時の同記者は、信念というか自己主張は確かに強かったそうだが、ノンポリ、政治にはほとんど関心なかったという。彼女が左にかぶれていったのは東京新聞のせいではないかと竹田くんは分析していた。左の人を右の世界に戻してあげるのが自分の仕事という竹田くんだが、今のところイソ子氏を説得するつもりはないらしい。来週もまた、イソ子劇場が始まるのかな。でもESSドラマ出身ということで、あの通る声の理由は判明した。でも英語は苦手だったのかな。加計問題で、「加戸・前愛媛知事は獣医学の専門家ではない。エボラ出血熱(MERS)を火星(MARS)と書き違えている」と糾弾したもの、MERSは中東呼吸器症候群のことで、原文に余計なものを付け加えたために大きなミスとなり、結局、揚げ足取りがブーメランとして自分に戻ってきた形となり、自分はよく知らないのだがツイッター界ではかなり揶揄されたらしい。英語自慢がアダになってしまったか。それはそれでちょっとかわいそうな気もするけど。
 
◆歴史探訪2017夏◆5 直虎と龍潭寺
 
  
龍潭寺は井伊直虎、直政ゆかりの寺。二十四代井伊直政は徳川家康に仕え、井伊の赤鬼と恐れられる活躍をした。この直政を後見人として養育したのが、二十二代井伊直盛の一人娘井伊直虎である。女城主として井伊家を支え、お家断絶の危機から救った。後に直政は徳川四天王の筆頭に出世、関ケ原合戦後、彦根に移る。◆幕末井伊大老直弼が開国の偉業を成し遂げる。龍潭寺はその千年余り、四十代の祖霊を祀る井伊氏の菩提寺として、彦根龍潭寺とともに、その歴史を今日に伝えている。(お寺でいただいたパンフから)


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近くに来て看板

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御霊屋

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本堂

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井伊氏墓所

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井伊氏発祥の井戸

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その井戸

2017年9月20日 (水)

0919 イルマのいぬまに株価上昇、でもマリア接近

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【連載「幸せの国」北欧22】コペンハーゲンから列車でオスロへ

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最後の夜、ホテル近くの寿司屋で寿司を食べる。でも店長は中国の方だった

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寿司屋の外観

嵐のような相場
◇台風一過のあと別の大きな嵐が到来した。株価急騰というちょっと想定外の嵐だ。徳川家康は無能と言われていた三男秀忠に将軍を継がせる際、最後の“テスト”として「これからの世は平和か乱世か」と聞いたという。秀忠は乱世だと答えた。家康はこの答えを聞いて安心し、やがてあの世に旅立っていった。なぜ「乱世」が正解か。実際は家康以降、300年の平和な時代が続いた。家康の考えはこうだ。「平和が予想される中で乱世を想定しておけば、いかなることにも対処できる」。株の世界も同じだ。リスクしか言わない、場合によっては売り煽りとも聞こえる、ネガティブなアナリスト、ストラテジストらを当ブログでもよく批判しているが、実は調子に乗ることを諫めてくれる、ありがたい存在でもあるのだ。日本の個人投資家は素直で明瞭だから、アナリストらによるこれらの警告を守ってじっと待っていた。そして先週、日経平均1万9200円台から1万8500円台への下落を想定して、そこが当面の底値として買い進む戦略だった。なのに、一気に週間で600円以上も上昇し、逆に2万円に接近してしまった。個人投資だけでなく機関投資家も慌てただろう。市場では空売りポジションを取っていた投資家の買い戻しと解説されたが、個人的には“狼狽買い”ともいえるような猛烈な買いだった。売りが清算され「上値は重い」、がその後の市場コンセンサスだった。そして台風が日本列島を縦断して3連休の明けた火曜日。日経平均は終値で400円ほど上げた。年初来高値更新である。われわれは、秀忠の知恵を、下げだけでなく、上昇でも持つべきだった。アナリストの分析を常に懐疑の念を持ってみてきた当方も、先週末に多くを利益確定してしまった。特にモメンタム、景気敏感株と呼ばれる金融や証券、自動車などの株は、すべて吐き出してほとんど持っていなかった。そして大幅上昇が想定された火曜の寄り付き。自分の力量不足、勇気のなさを恥じながら、成行でそれらの株を買い戻した。救いだったのは、同じような無能投資家がたくさんいたため、後場になっても株価はぐんぐん上昇。なんとか乗り遅れ分を幾分カバーできた。夏枯れで東証一部の売買高は2兆円を割ることも多かったなか、この日は3兆円を超えた。7週連続で売り越していた海外投資家も、バカンスを終え、また少し日本市場に戻ってきたのかもしれない。株価上昇の理由は、アメリカ株の上昇と円安。アメリカ株の上昇はハリケーン「イルマ(Irma)」(自分にはアルマにしか聞こえないのだけど)の被害が想定していたより少なかったためとも言われている。日本株の上昇は、連休で日本より先に市場が開いたその米株高と円安、そして日本の場合は台風の被害が少なかったことではなく総選挙である。衆院選公示と投開票後の株価は、与党が勝った場合で平均3パーぐらい上昇しているという。特に今回は、消費増税の使途変更を争点とするため、実質的な財政出動ということになり、株価にとっては追い風になると自分は思う。乗り遅れてしまったが、それでもその列車にしばらく乗り続けるつもり。滅多にないチャンスだから。
 
われも無能投資家
◇衆院解散、10月下旬(22日で間違いないだろう)投開票は、この3連休で一気に決まった。任期満了まで1年を切り、山口代表のいう「常在戦場」ではあったものの、週刊誌などはともかく、新聞やテレビなどはまだ観測報道の域を出ていなかったが、週末でほぼ固まった。火曜朝刊のY紙は、一面トップ、久々の白字ゴチック、黒ベタのトッパン「衆院選来月22日」の見出しで報じていた。話はそれるが、古巣も含めてマスコミの皆さんは大変でしょう。補選の準備をしてきて、想定はしていただろうけど、ここにきてのどんでん返し。週末、休刊日などに繰り返してきた公示、投開票のリハーサルはいちからやり直しとなる。また今回いちばん苦労しそうなのが、与党の強力ライバルとなる新党がまだ政党名も代表も候補者さえも決まっていないこと。自分には関係ないけど、どうやってリハーサルするんだろうか。日々政界情報に接している政治部より、社会部とか地方部とか、特に総支局の方が大変だと思う。デスクだってたぶん自分自身が流れを理解するのが精いっぱいのなか、経験の浅いヒヨッ子記者たちを使ってミスのないように選挙報道をするなんて、想像するだけでも怖い。くどいけど、まあ自分には関係ない。元同僚、後輩の記者たちにはぜひ週刊誌ダネになるようなミスだけは起こさないように、祈りたい。
  その解散情報。スポーツ紙や週刊誌レベルよりまともな情報源からもう少し前に仕入れていた。ブログに書こうかと思い、でも面倒かなと書かなかったことを週末になって少し後悔した。しかし反省するのはそこではなかった。また株の話で申し訳ないが、いわゆる選挙関連株、投票用紙読取分類機などを扱うムサシ、封筒を扱う文字通りの会社名・イムラ封筒、世論調査関連のGMOリサーチなどが火曜日、ストップ高水準か少なくとも10パー超ほど株価を上げた。自分がやるべきことは、ブログに書くことではなく、元後輩たちの心配をすることではなく、選挙関連株を買うことだったのだ。投資家として、まだまだ青いと言わざるを得ない。オレも投資家としてヒヨっ子なのだ。数年前のまだ個別株を売買し始めた頃、解散予想でそのムサシを買ったものの高値掴みをし、損失を出したので絶好のリベンジの場のはずだった。銘柄コード2168は、現役時代に出口調査で20人ほどの主婦をそこから雇い、選挙の仕組みそのもの(思った以上に世間の人は知らないものです)や調査のやり方などを自分が何度も説明した、その会社。市場で勝つには、情報と経験。今回はそのどちらも生かすことができなかった。今もブログを書いている場合ではなく、しっかり戦略を練るべきなのかもしれない。
 
美女の涙
◇2017年夏ドラマが終わった。「コード・ブルー」、「ごめん、愛してる」、「ウチの夫は仕事ができない」。いろいろ書こうと思って、でも長くなりそうなので、きょうはコード・ブルーだけでも、と思ってみたものの、すでにブログのつぶやきとしてはとてつもなく長くなってしまったので、いつものように「また」にします。少しだけ触れておくと、3本に共通していたのは美女の涙。その映像をみて、傷口に塩を塗り込むような胸の痛みというか目頭の熱さというか、そのようなものを感じた。松岡茉優の涙、吉岡里帆の涙、そしてガッキーの涙目もいいけど同じ沖縄の比嘉愛未の涙、がとても印象的だった。そしてベタな結論だが、男として、女性を泣かすようなことだけはしまいと心に誓っている。
 
美女社長
◇美女で思い出した。東証マザーズに上場したばかりのウォンテッドリーの社長があす20日、日経CNBCのインタビューコーナーに登場するときょうの同番組で言っていたのだが、この社長が美人ちゃんなのだ。弱冠32歳。自分と同じ千葉出身で、自分と同じ京都の大学を出て、でも自分は京都の大学だか彼女は正真正銘の京都大学を出て、ゴールドマン・サックス証券に入社した。でも金融に興味が持てず、またフリーランスで食べていこうと2年で退社。8か月ほど家にこもり、漫画家修行をするものの、本人いわく需給ギャップで断念したという。京大時代はミスコンを企画したものの直前で反対派の抗議を受け開催には至らなかったそうだが、その起業家精神はやむことがなく、そして試行錯誤を経て、今日の会社につなげたそうだ。日経ビジネスの記事でおもしろかったのは、会社をやめる際、大企業の席を手放すことに不安があり、毎月振り込まれる給料がなくて怖かったものの、考えてみれば自分に高い給料が必要かというと、そうではなかったと気づいたこと。学生時代から欲しいのもリストを作り、GS証券入社後に、40万円のブランドバッグ、50万円の時計、液晶大型テレビ、リストアップしたものをすべて買ってしまったが、心は満たされず、逆にむなしさを感じてしまったそうだ。そして実現はしなかったものの、漫画家を目指したという。なかなかおもしろそうな人だ。美人ちゃんということは置いといて、あす時間が合えば番組を見よう。放送が20日なので長いけど書いてみました。もちろん、人を見た目で判断するのは良くないことですが。
 

◆「幸せの国」北欧22◆
 
  
スウェーデン・コペンハーゲンから列車でノルウェー・オスロへ。



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ハーバーは絶好の散歩道

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船の駅

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コペンハーゲン中央駅

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オスロ行きの切符を買う。現地で買うのは時間がかかるので注意。自分は前日に買っておいた。英語は完璧に通じる

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中央駅のコンコース

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鉄道駅に接するバスターミナルの待合所

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バスターミナル

2017年9月16日 (土)

0915 台風接近の3連休 暇つぶしの長いつぶやき

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【連載・東北極楽浄土の旅】中尊寺・金色堂

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金色堂の御朱印

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目のお守り

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世界遺産・平泉ー仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群

                       ◆

Photo

今月の書籍売却は52冊。新しい本が多かったためか2080円に(15日、江東区で)

食中毒恐怖症
◇15日夕、あすからの台風接近に備えて雨でも外に出なくていいように、食料を3日分買いだめするために車で近くのスーパーに行った。惣菜売り場でおばあちゃんに近いおばちゃんの店員さんが、「こちらではトングをきちんと交換しています。ご安心してお求めください」と、やや小さめの声で“宣伝”していた。群馬の0(オー)157を意識してのこと。商魂たくましいとまでは言わないけど、なんかなぁ。女児がなくなっているし。確かにビュッフェスタイルの惣菜だと、衛生面で問題がないわけではなさそうだ。自身、それほど神経質な方ではないけれど、惣菜の前でおしゃべりする人(つばが飛ぶ)や、一度取ったものを元に戻すような客もいるので、気になる人は多いと思う。あらかじめパックに入ったものを買うのがいちばん。ちなみに自宅では、ややズボラな方だと思うけど、使った包丁とまな板は、必ずアルコール・スプレーをしている。最初は怪訝な顔をされたけど、0157を含め食中毒事件の取材は何度も経験してきているだけに、なかなか無神経にはなれない。脅しじゃないけれど◇昨日14日、都の水道局から「カネを払わないと水を止めるぞ」という給水停止等予告書兼支払書が届いた。びっくりしてすぐ電話した。いい加減な男だが、そこまでいい加減ではない。説明によると、水道代が引き落とされず、何度か督促状を送ったものの返事がないので、そのような“脅し”になったということだった。督促状は部屋の新聞受けに入っていた。新聞はふだん新聞受けに入れてくれるのだが、複数あるので部屋の中からは取り出せない。毎朝、ドアを開けて外から取り出している。督促状は文字通り新聞受けのその奥にあった。説明を聞きながら新聞受けを開けて、初めてわかった。給水停止書は郵便受けの方だったので気づいた。いずれにせよ自分のミスではあるが、水道局の人も平身低頭だったので、こちらも傷つかなかった。
  もっとも、未払いとなってしまったのは、ブログで前に書いた通り、自動車税をクレジットカードで支払ったところ、都の税務課の個人情報流出事故により、自分のカードも新たに更新しなければならなくなったことによる。ただの更新ではなく、番号も新しいものになったことで、これまで引き落としにしていたものはすべて、改めて契約しなおさなければならなくなったのだ。よかったこともある。これも前に書いたかもしれないが、使っていないメールの毎月の代金に気づき、これを機に契約解除した。このほか、月数百円だが、2つ3つの契約を取りやめた。しかし一方で、今回のような<事故>が起こる。水道局の方には決してクレーマーと間違えられないように気を付けながら、そもそも東京都の大チョンボで未払いになってしまったんですよとだけ説明しておいた。さらに低頭になったようだった。自分のような善良を絵にかいたような人物が、わずか3783円を踏み倒すわけがなかろう、とまではさすがに言わなかった。本日15日、コンビニまで足を運んで、現金で振り込んできた。それにしても、給水停止書の文言はなかなか恐ろしいものだ。「・・・このままですと、やむを得ず給水の停止や支払い督促の申し立て等の措置を講じることになります」。裁判でも起こされるのか。「ただし、お客さまのご事情を考慮して、下記の指定期限までお待ちしますので、必ずお支払いください」とも書き加えてある。要は待ってやるよ、ということか。かたじけない。しかし、お客さまのご事情ではなく、東京都の大ミスによる未払い事故なんだけど。もっとも、最初の督促状に気づかなかったのは、こちらのミス。新聞を1紙だけにして、新聞受けから取り出していたら気づけたミスではある。こちらから何も言わなかったけど、水道局の人は、指定期限を少し過ぎてもコンビニではOKですし、銀行でもし何か言われたら水道局の○○(担当者の方)がOKしたと言ってください、と条件を緩やかにしてくれた。水道局の文言は脅しのように怖かったけど、担当者がいい人だったので、気持ちもすっきりだった。
 
ミサイル発射、株価は上昇
◇15日朝、目が覚めて携帯を見たら、北朝鮮がまたミサイルを発射したとメールが届いていた。飛行コース下の地域の人たちは、直前に音で警告が鳴るようなので大変だったと思う。ホリエモンじゃないけれど、自分でどうしようもないのに早朝から起こされたら、その日の仕事のパフォーマンスにも影響する。といって、悪いのはあくまで北朝鮮であって日本政府や自治体ではないので、怒りの持っていき場に困る。
  さて株式市場。今回のミサイル発射はすでにある程度株価に折り込まれていると解説する人もいたものの、地政学リスク再燃によって円高、株下落というアナリストが多かったように思う。ドル円は発射直後の5分間ほど、109円台半ばまで上昇したという。アルゴリズムだろう。ちなみにブログを書いている夜現在は111円台にまで下落している。アメリカ株の上昇などで日本株も寄り付きはプラスで始まったものの、マイナス圏に。多くの投資家が大幅下落を待っていたと思う。アナリストみんながそう言うから。しかし、日経平均はすぐにプラス圏に浮上し、終わってみればなんと3ケタの上昇だった。今週は週で630円ほどの大幅の上げとなった。2万円ももうそこまでの1万9千909円。先週末金曜の引けは1万9千274円で、今週は1万8千円台半ばまで下落する可能性も、とかなりの数のアナリストが予想していたのに。下落リスクより「上昇リスク」に備えていた当方は、前回書いたように先週金曜日に多く仕込み、月火水で売り、木曜に多くの投資家がリスクオフでポジションを下げた時、すでに持ちカードが少なくなっていたのでまた買い増し、きょう金曜、また売った。株価が上がったから。個人的事情からすれば、買い資金の余裕はまだあったので、きょうさらに下げて買い増し、3連休明け火曜に上げてくれればなおよかったのだけれど。でもまあ、スイングトレードでこれほどうまくいくことはめったにない。本来はもっと喜ぶべきところだけど、つい「あのときなぜもっとつぎ込んでおかなかったのだろう」「利益確定もう少し待てば利益は倍だったのに」と、後悔というか反省の弁が浮かんでくる。しかしこの反省が、個人投資家を強くする。知恵や知識や反射神経も大事だけれど、経験が何よりの世界。この孤独で厳しい闘いを続け、マーケットで生き残った者だけが、成功の果実を手にすることができるのだ。自分はまだ、リンゴ数個を手に入れただけ。先はまだ長い。でも、この毎日、楽しいね。
 
女ざかり
◇山尾・元民進党幹事長候補の不倫疑惑問題で、週刊文春が第二弾を放った。素直に認めていれば出なかったかもしれないが、ホテルには1人で泊まったなどと弁明したために、週刊誌側としても自分たちの記事の正しさを証明せざるを得なかった。のかもしれないけど、おそらく否定することを前提に、この第二弾を用意していた可能性が強い。なんせ2度おいしいわけだから。ホテルの部屋への出入りを写真で押さえていた。部屋の間取りも押さえていた。大きなベッドに、申し訳程度の机とイスしかない。テレビで見たけど、とても政策立案できる空間ではない。2人がワインを飲んで、朝5時まで、政策立案をしていたとしたら、とてつもなく尊敬するけれど。推測だが、自分からすれば下衆だと思うけど、その週刊誌記者かカメラマンは、いわゆる「壁耳」かそれに近いことをしていたと思う。壁耳とは壁に耳を当てて非公開の会議などの中身を知る取材手法である。限りなく違法に近い。ホテルでやったら間違いなく違法である。そもそもホテルで写真を撮るのも違法ではないにしてもモラルに反する。もっとも壁耳をしなくても、中の様子は意外とわかる。学生時代、京都の由緒なるシティ・ホテルで1年以上アルバイトをしていて、夜はルームサービスをしていたのだが、時々あの声に遭遇していた。ドアの下はご存知のように新聞などが入れられるくらいの大きな隙間があり、声は筒抜けなのだ。週刊誌記者が、もちろんそれは公にはできないにしても、確認していた可能性はある。あくまで少ない情報での推測だが。
  だが個人的には、彼女の不倫を悪いとはまったく思わない。というか思えない。40代前半の女ざかり。文字通倫理には反するのかもしれないけど、こればかりはねぇ。ちょっと前、奈良の天理市長が東京出張の際、ホテルにいわゆる派遣型風俗嬢を呼んだとう記事があった。これは各種記事を総合した情報なのだが、いわゆる本番行為を禁止されていたのに風俗嬢に余分にお金を払ってその行為をした、という。市長は既婚者。立派な不倫でもある。しかし、ヤフーニュースに載っていた全国紙記事へのコメント欄では、半分以上が擁護するものだった。「出張費を使ったのならともかく、ポケットマネーだったら問題ないっしょ」、「こんなプライベートなことまで記事にしなくても」「出張の時はつい呼びたくなるよね」から、「この記事の会社(古巣です)の記者に聞いてごらん、男性記者の半分以上は呼んだ経験があるはず」まで。さすがに最後のコメの半分はさすがにないけど、まったくないとは正直言いきれない。それはともかく、風俗嬢とはいえ男の不倫あるいはセクシャルな行動については寛容なのに、女性の性に関する行動には自分からすれば厳し過ぎるのは、やはりダブルスタンダードだと言わざるを得ない。「女は男と違って・・・」云々と話を広げるつもりはないけれど、女性として志桜里さんに対するバッシングはかなり厳し過ぎると思う。相手の年下弁護士は奥さんが病気で子供を連れて実家に帰っているときに彼の部屋で逢瀬を重ねていたということだから、こちらの方がはるかに下衆なはずだけど。ちなみに、彼女のダンナとこの彼とは顔が瓜二つなくらい似ているという。テレビで映像を見たけど、確かに一瞬では見分けがつかないくらいだった。山尾議員の方は、ダンナの事業がうまくいかず、彼女の方が離婚を望んでいたそうだ。・・・個人投資家は昼間、あらゆる情報にアンテナを張ってメディアに接しているので、ついこうした不必要なことまで知ってしまう危険性がある。
 
男は愛嬌、女は度胸、非を認める度量も必要
◇もうひとり、世間から強いバッシングを受けている女性がいる。東京新聞のイソコさん。14日、楽しみにしている昼の米CBSイブニングニュースを見ようとスカパーのTBSチャンネルを付けると、官房長官会見を中継していた。しばらくしていつもの金切り声(に自分は聞こえる)が上がった。そのイソコ記者だった。そしてまたしばらくして、」「執拗な質問など自身反省することは多々あるのですが、自分への誹謗中傷が進んできている。政府としてどう受け止めていますか」という、ちょっと意味のわからない質問をし始めた。菅長官は、官邸報道室からの再発防止の注意喚起について詳しく説明したうえで、「政府としてはコメントを差し控える」との回答だった。まず再発防止書面について。この日の説明でやっと完全に理解できた。業界でいう「協定破り」のことだった。事前レクの内容を、解禁前に公にしてしまったということだ。通常、破った者ならび社は、いわゆる出入り禁止となり、記者会見の出席が当分の間できなくなる。協定というと何かメディアと政府なり各種機関と癒着しているように聞こえるかもしれないが、そういうことではなく、正確で豊富な情報を伝えるためにこのような協定を結ぶ。例えば間もなくある褒章や叙勲。発表の日に受章者の喜びの声が一緒に載っている。これは、事前に報道側に受章者リストと受賞理由などを書いた資料を渡し、設定された解禁日(発表日)までに取材し執筆するからなせる業である。発表日前に載せることはもちろんできない。自分の経験でいえば、例えば遺跡の発掘などで新たな発見があった場合、解禁日を決めることが多かった。幹事社がレク(あるいは記者会見)の日程を発表側から打診されれば、どんな発見があるのかある程度予想がつく。解禁日をもうけなければ、先に取材して「特ダネ」として載せることもできてしまう。テレビも新聞も記者は、日々特ダネの争いなのだ。レクまでに下調べしたり、現地の写真を撮ったり、関係者からのコメントを取ったりと、時間的な余裕が必要なこともある。誘拐のときはもっと厳しい報道協定があり、人質の生命第一ということで小説や映画に出てくることもありおなじみの人も多いと思うが、今回もその一種だと思われる。報道室が書面で注意喚起したのも、記者への個人攻撃ではなく、これをしないと協定を守った記者クラブの他社にしめしがつかないから。いわゆる書き得を許さないために必要な措置だった。加盟社の中に強硬な社がいれば、出禁になってもおかしくはない。そこまで長官が詳しく説明したのに、会見では謝罪するどころか「わかりました」の一言だけで軽くいなし、記者個人への誹謗中傷に政府がリークしているのでは、とさらなる筋違いな追及を続行していた。ネットでは確かに誹謗中傷に近いものが散見されるけど、多くは正当な同記者への批判だと思う。あまりにもやり方が汚い。報道記者そのものへの評価を著しく下げる行動だと思う。そもそも、権力をしつこく追及する記者は正義、簡潔な質問をする記者は迎合、という単純化された記者象で彼女のヒロインにしてしまったことがボタンの掛け違いだった。「反安倍」ということで、多くの“支持者”、ファンができてしまったことも不幸だった。攻撃もあるが、SNSではものすごい数のフォロワーがいて、彼女は山尾氏と同じようにジャンヌ・ダルク扱いだ。でもまあ、その点に関しては、そういうスター記者がいてもいいとは思う。ひとつ、そのフォロワーたちの間でたぶん誤解していることがあると思うので触れておくと、「記者クラブ」は決して悪ではないこと。記者クラブこそが諸悪の根源というコメントが非常に多かった。外野から見れば既得権益の象徴に映るかもしれない。今はフリーランスになった自分からすれば、記者クラブがなくなってくれた方がうれしい。しかし、そもそも記者クラブができたのは、フリーや地方、外国のジャーナリストを排除するためではなく、とかく情報を隠しがちな公権力から、マスメディアが一致協力して引き出すためにできた制度。官房長官会見も、記者クラブ、内閣記者会の主宰である。だからこそ、長官は時間の許す限り、すべての記者の質問に答える必要がある。政府側主宰の会見だったら、多くの国ではそうだと思われるが、会見をするしないも政府の意向、質問者にだれを指名するかも主宰側ということになる。実際、一番前の席に陣取り、大声をあげながら手を上げても、一度も指されない記者の姿をテレビなどで何度も見てきた。望月記者も東京新聞という加盟社、記者クラブ員だからこそ、あのような質問ができるのであって、記者クラブがなくなって個別対応ということになったら、もちろんそのようなことはありえないが、指されないどころか長官に会うこともできないかもしれない。執拗に追及するのはいい。それなら長官本人は難しいけど個別に会ってインタビューすればいい。単独会見も特ダネのひとつ。記者の腕の見せ所だ。朝夕の官房長官会見は、加盟各社に必要不可欠な、みんなの情報収集の場。そこを荒らしてはいけない。同記者への、個人攻撃でも誹謗中傷でもなく、記者としては先輩である出来の悪かった老記者からの、アドバイスといったらおこがましいかな、つぶやき、である。
 
おわび
◆ジャイアンツファンとして一言。昨日14日は阪神と引き分けてしまい、広島ファンには申し訳ありませんでした。巨人が勝てば本拠地で胴上げということで、延長戦の間、マツダスタジアムで選手、関係者、ファンとも、待っていただいたそうです。しかし、今の力では2位阪神相手に1勝2分けが精いっぱい。決して広島にいじわるしたのではありません。あす16日からの試合でマジック1となった広島は余裕で、といったところですが、どうやら台風の影響で自力優勝は難しいようです。ここは逆に、阪神が頑張るしかないようです。うまくいけば18日の直接対決で、甲子園ですが、決するかも。こちらもあすからの2連戦が天王山。今シーズンもCS含めて残り20試合前後。後悔ないようにしっかり見届けます。
 
みたえいがNo.20 デトネーター(2006年、アメリカ)(テレ東録画)★☆☆☆☆ウェズリー・スナイプス
 
みたえいがNo.21 アウト・オブ・サイト(1998年、アメリカ)(テレ東録画)★☆☆☆☆ジョージ・クルーニ/ジェニファー・ロペス
 
◆東北極楽浄土の旅◆5 中尊寺(下)

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金色堂入り口

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賢治詩碑

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芭蕉句碑

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金色堂覆堂(旧覆堂)

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白山神社

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野外能楽堂

2017年9月13日 (水)

0912 あせるな 相場は あすもある

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世界遺産、関山・中尊寺の境内入り口(岩手県平泉町で、7月20日撮影)

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中尊寺の説明板

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ガイドの料金表

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やや急な坂が続く


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物見台

勝負の週
◇どうなるか、で終わった前回。で、どうなったか。目途としている1か月分の利益を2日間で叩き出した。虎穴に入らずんば虎子を得ず。つい、ことわざを使ってしまうのは年寄りの証拠だ。それはともかく、日経平均は月曜に2ケタ、しかも200円台、火曜も2ケタ、またも200円台、の上昇となった。2日間で一気に500円もの上げ。これも、リスクを抱えた週末にはポジションを落とし、決してギャンブルしない、プロ中のプロと自称する機関投資家、オレから言わせればただのサラリーマン投資家さまのお蔭だ。あえて週末金曜日に買い増し、月火の両日で利益確定。金曜時点で空売りポジションがここ何か月かの最高レベルに達していたこともあり、月曜の寄り付きで上がると同時にサラリーマン投資家たちが買い戻した。「買いは一気に、売りは数回に分けて」のトレードのテクニックを使い、そこそこの利益を上げた。パチンコも競馬も数回しかやったことはないが、フィーバー(って今言うのかな)を出した、あるいは大穴馬券を当てた時の興奮って、そんな感じなのだろうか。実際は、当たった外れたではなく、20以上の銘柄をチェックしながらあらゆる情報を日経CNBCや一般のニュース、ネット情報などを加味し、益出しも少しずつ何回もなので、当たり馬券のような瞬間的なアドレナリンは出なかった。大引け後、トレードをした日のルーティンであるノートへの記入をし、一人反省会を催し、夜、夜食と晩酌とドラマ観賞を兼ねたささやかな祝勝会をやったぐらいだ。残念だったのは、その日のトレードはCNBCを見ながらだったので、いろんなアナリストの声が届き、「買い戻し中心で上値は重い」とアドバイスを受け入れてしまった結果、利確が早めになってしまった。某ソニー株などは、1パーと1.5パーの上げで売ってしまったが、後場からぐんぐんあげ、4パーほどの上昇となった。我慢は大事だ。それでも、スイングトレードはだいぶうまくなってきた。これまでのイケイケではなく、叩いて石橋を渡るかのように慎重にしながらの成果。ももひざ3年、しり8年のことわざのごとく、5年以上の経験を経てようやく自分でも納得できるテクニックを身につけることができた。ジャイアンツのウルフ由伸監督は、今が勝負の週だと断言した。CS進出をかけ、2位タイガース3連戦、3位ベイスターズと2連戦。ロンリーウルフ個人投資家のオレも、この週が勝負だ。
 

意地の引き分け
◇12日、そのGT戦。3本柱の田口を先発させながら不運な当たりも重なって序盤に5点も取られる苦しい展開となった。途中で「今日はあきらめよう」と自分に言い聞かせ、チャンネルを変えたり、家事をやったりして、ジャイアンツの負けで自分の気持ちが沈まないように自らをコントロールした。ルーティンのニュース7をみていると、番組後半のプロ野球速報で、なんと5-4にまで接近していた。藤浪のイップスともウワサされるいつもの死球で一気に崩れていた。敵ながら好きな投手なのでなんとか立ち直ってもらいたいものだ。相手エラーもあって9回土壇場で同点に。巨人も4番阿部や3番坂本にバンドをさせるなど、なりふりかまわぬ攻撃を仕掛けたものの、逆転には至らなかった。これで2位はほぼ絶望的となった。もともと期待はしていなかったけど。CSに行ければ十分。広島、阪神とも、できれば3位はDeNAになってもらいたいと思われる。3本柱で貯金30近くを上げている巨人とは短期決戦では戦いたくないはずだ。だからといってきょう広島がベイ相手に手を抜いたということはありえないだろうが。今季のセは下剋上がありそうだ。下剋上といえばロッテ。その千葉ロッテの次期監督候補に、昨日だったか2軍監督退任報道が出た掛布さんの名前が挙がっている。信憑性はまったくわからないが、千葉、特に習志野あたりの郷土のスーパーヒーローである掛布が監督になれば、本当にうれしい。
 

みたえいがNo.19 バトルシップ(2012年、アメリカ)(20170908・録画 日テレ) ☆☆☆☆☆(5じゃなくて0です) この映画をゴールデンタイムに放送するテレビ局の判断は驚愕です
 
◆東北極楽浄土の旅◆4 中尊寺(上) 
 
  
今回の旅のいちばんの目的である中尊寺へ。テレビ画面では何度か見ている中尊寺金色堂をこの目で見たかった。そして見た。残念ながら取材以外での撮影は禁止となっていたので、紹介できませんが。



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お茶屋さんで芭蕉の展示会

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本堂入り口

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中尊寺本堂

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峯薬師堂

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目にご利益がある


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