2012年5月27日 (日)

琥珀色のパーティー わ~い~んだ

Dsc03871

Dsc03870

Dsc03869
打ち上げが行われた会場(渋谷区神宮前で)

 5月26日土曜日晴れ。ある翻訳プロジェクトの打ち上げが渋谷区の神宮前で行われた。自分はそれには参加していなかったが、プロジェクトをまとめた講師の先生から「翻訳者同士も横のつながりを」ということで参加させてもらった。当初は10数人の予定が20人を大幅に上回る盛況。
 プロジェクトは参加者の年齢も専門分野も様々な10数人ほどだったが、中には1年前から半年間、総合翻訳基礎科で一緒に学び、同時に本科へ“進学”した2人も含まれていて、半年ぶりの再会となった。彼女らはともにフィクションを専攻している。
 打ち上げでは、その報酬を渡すセレモニー?も行われ、なかには初めて翻訳でお金をもらったと喜びの感想を述べた人もいた。うん、よくわかる。ボクも初めてフリーになって報酬を得たとき、それは銀行振り込みだったけど、のちに出版社から届いた明細書をみて、おっさんながらうれしかった。会社ではたぶん本1冊翻訳していただける報酬分ぐらいの給料を毎月もらっていたのだが、明細の封を切らずに机にしまったままにしていたこともよくあった。それとは充実感が違う。
 パーティー会場は「ニューロカフェ東京」という外苑前から徒歩7分、明治公園そばのレンタルスペース。先生が吉祥寺で利用している所の姉妹店で、キッチンと音響施設があり、飲食パーティーや試写会、各種教室などが行われているという。ちょっと隠れ家風の場所で、実際、来るのに迷った人もいたぐらいだ。とてもいい雰囲気。昔のイタリアをテーマに、それにちなんだ料理をつくり、ワインを持ちこむ。少しは役に立つかと早めに行ったが、料理の達人だらけで、買い出しぐらいしか活躍できなかった。いま流行りのホームパーティー風で、いつも料亭ばかりの身には、とても新鮮だった。ワインはそれぞれが持ち寄ったので、いろいろな味が楽しめた。
 こういう横のつながりはやはり大事。昨年度後期はほとんど引きこもり状態だったが、継続して学校に通っていれば声をかけてもらえたかもしれず、やはり人見知りでも外にでないといけないなと改めて思った。けど、翻訳者の人間関係をたどっていけば共通の人物がけっこう出てきて、意外と狭い世界だなと感じる反面、新たに知りあう人は記者時代と同様に多士済々でおもしろい。自分の場合はいろいろな学校に通ってきたので、様々な受講生とも知り合いになった。これからは学生同士としてだけではなく、仕事を通しての知り合いを増やしていければと思う次第。

 ところで、頭の悪い地方自治体がまたやってくれました。奈良市観光協会。奈良は記者としての初任地で、観光協会もおそらく何度も取材したはずだが、奈良もギリシャと同じで観光がメーン。だから余計に気を使わなければならないはずなのだが・・・
 ネットで見る限り読売の特ダネのようだ。話は単純。奈良市観光協会の外国語版のHPが誤訳だらけだった。外部からの指摘を受けてHPを一時閉鎖し、更新前のHPを公開しているという。読売の記事を借用すると、東大寺の「大仏」を姓と認識して「Mr.Osaragi(オサラギ)」、「仏(ほとけ)の慈悲」は「French mercy」、また「都が遷された」は「遷」の字が翻訳できず、英文にそのまま交じっていたという。そのほかの誤訳も「数えきれないほど」あったらしい。
 誤訳の理由は簡単。記事には書いてなかったけど、観光協会の誰一人として訳文をチェックしていなかったこと。英文に漢字が混じっていれば、中学生でもおかしいと思うよね。そして、一番の原因は、インターネットの自動翻訳システムを使ったことだ。
 自動翻訳システムなんて、意味を考えずに逐語的、機械的に訳したらどんなおもしろい文章、日本語を出してくれるかの見本みたいなもん。意味不明の日本語を書かせたら日本一っていうシステムだ。もちろん、翻訳者も機械翻訳を使うことはあるけど、協会が使っていたソフトはそれらとは違うものだろう。機械翻訳を使う時の役割も異なる。使えるのはマニュアルなど定型化した文章だけだし、訳語を統一化する目的などのために使うのであって、文章をそのまま載せるアホはいない。ごく限られた人が限られた分野で限られた役割でしか使えないのが、自動翻訳の現在の状況だと思う。
 似たような事例は何度もあった。最近では東北地方で、やはり観光関連で同じようなミスがあった。出版翻訳者で機械翻訳を使っている人はいないが、それを一部使って本を出してしまった天下の恥さらしも記憶に新しいところだ。
 そんなこともわかっているのに、じゃあなぜ自動翻訳システムを使うのか。これも簡単な話。経費削減だ。8か国語をHPに載せたらしいが、これまでは1言語150万円で外部委託していたものを、自動翻訳にして全部で35万円にしたという。担当者は最初、褒められたんだろう。すごい経費削減、役人の鏡だなんてね。しかし、これこそ安かろう悪かろうの典型。だいたい少し考えればわかるだろうに。自動翻訳で事足りるのなら、世の中に翻訳者なんていらない。自分がやっているから言うわけではないが、毎日、髪をかきむしりながら勉強しているのは、英文を正しく理解し、正しくわかりやすい日本語で表現するため。機械で十分なら、わざわざそんな面倒なことはしないよ。機械は進歩してきているし、チェスや将棋でもコンピュータが人間に勝てる時代だから、将来はわからない。けど翻訳に関しては、何十年たっても無理な気がする。別に自分の仕事を守りたいという気はまったくないけど。

 結局、いいものを作ろう、あるいは最低限レベルのものを作るにしても、それなりの時間と金がかかる。報酬を得るのは、それを可能にするために学んだり努力したりした対価としてだ。だから、その翻訳で、最近いただく仕事案内に、やたらボランティア案件があるのが気に入らない。震災復興、貧しい国や人への援助、とかならわかる。だが、例えばNPOだから事業とは関係なくても翻訳はボランティアで、あるいは単に経費を抑えたいから普通の営利企業なのに翻訳ボランティアでやりませんか、というのは理解に苦しむ。そりゃ、金儲けで翻訳やっている人はいないけど。体を鍛えることになるから、道路工事やトンネル堀りをボランティアでやりませんかいって、やる人いるのかね。オレがもし、毎日飯作ってくれて、部屋を掃除してくれて、背中流してくれる女性ボランティアを希望しますって募集して、来てくれる人なんか絶対にいないだろう。Dsc03851


ヤクルトの本拠地、明治神宮野球場→
 

2012年5月26日 (土)

トルコも頑張れ 東京ジャーミイ

Dsc03792

Dsc03821

Dsc03820
渋谷区の井の頭通り沿いにある東京ジャーミイの外観(写真上、駐車場側から)/礼拝堂の内部(写真中・下)

 5月25日金曜日。他のセレブ同様ベッドでは4つほどの枕を使っているが、目覚ましに使っている携帯がこれらの間に挟まり、すっかり寝坊した。音を消す作業を難しくしているため、自然とそういう行為に走ったようだ。本日は外出の予定もなく、何時まで寝ていてもよかったのだが、人間らしく生きるために目覚ましをセットしたのに、情けない。

 バレーはキューバ戦。陳腐な言葉は使いたくないが、死闘というのがピッタリくる試合だった。特にバックアタックで大活躍した迫田の姿に感動した。会社時代の後輩に似た感じの子がいて、思わずその子を思い出しながら、ついウルウルしてしまった。間引いてしまったが、全部を見るべきだった。あるいは東京体育館に行くべきだった。早めに起きて。でも、オリンピックまではあと1つだ。

 オリンピックといえば、2020年の開催候補地に、トルコのイスタンブール、スペインのマドリッドに加え、わが東京も選ばれた。バルセロナは五輪が終わった直後に行ったことがあるが、会場には立派な競技場がいっぱいあるものの、すでに閑古鳥が鳴いていた。東京はそうならないはず。頑張ってほしい。8年後。オレもすっかり老いぼれている年ぐらいかと数えてみたら、まだ定年にも達していない。会社の元同期らはちょうど役職停止を迎え、1人が役員にでもなって、あとは年下の上司に敬語で指示されているぐらいの年だろう。特に急ぐ気はないけど、オレもその頃までには一応プロにはなっていたい。年金前に生活保護をもらうのもなんだしね。

 生活保護といえば、お笑い芸人K本くんが本日記者会見を開き、会見後は報道ラッシュとなった。

 報道といえば、きのうのブログで指摘したペンギン問題、新聞の社会面ではあっさりしていたものの、都内版ではしっかり書き込んでいた。新しいことも知った。ペンギンはサラリーマンのように行動が一定化しているため、そこで待ち伏せして捕獲できたこと。東京湾の水質はまだ完全にきれいになっておらず、ペンギンが長く暮らすには適当ではないこと。でもペンギンの本当の気持ち考えた人はいるのかなあ。水族園の狭い世界にいるより、東京湾あるいは太平洋の広い世界の方が楽しいんじゃないのかな。フリーになった自分につい置き換えてみた。エサも少なく船など危険が多いために生きていくのは大変というのは、まさに人間の自由業の世界と一緒。誰かがエサをくれるわけでも面倒をみてくれるわけでもない。ただ生きていくだけでもたいへんだ。だがそこには、陳腐だけど自由と大きな可能性がある。人によっては、ペンギンにとっては、その方が精神的に快適、という人、というペンギンも、いると思う。

 で、組織に所属しながらもコメディアンという自由業、個人事業主でもあるK本くんが引き起こした今回の騒動。いろんな人がいろんな意見を言っている。オレは、早く認めて、早く謝っちゃえばよかったのにと思っている。生活保護の問題は根が深く、消費増税など一体改革ともからんで論争を呼んでいたが、そこに彼の問題が発覚し、とくに週刊誌やネットで大きな騒ぎとなった。だが一般メディア、特にテレビがほとんど放送しないこともあって、Y本興業の圧力説までまことしやかにささやかれていた。でも実際は自粛に近かったのだろう。きょうの記者会見でそのタガが外れ、Nさえも放送せざるを得なくなった。なにも知らない一般の視聴者、読者からすれば、きょうの報道をみて、K本をはめたんじゃないか、K本バッシングじゃないか、売れてることへのねたみではないか、みたいな感じになったような気がする。確かに週刊誌報道を最初に取り上げたのがジミン、特に野心家の女性代議士らで、こういう生贄を探していたフシもある。だからこそK本くんは気を付けるべきだった。彼はどちらかというと好きなタイプの芸人さんで、ふつうの人と同じように、もらえるもんならもらっておこうと、それほど悪気はなかったのだと思う。こういう見方、甘ちゃんかな? でも世の中が生活保護に敏感になっている時期だけに、早く謝罪しておけば、もう少し丸く収まっていたような気がする。特にバッシングに拍車をかけたのが、ツイッターでの批判に対し、「人の嫌なことを生きがいにしている人達がどうか無くなりますように」とつぶやいたこと。火に油をそそいでしまった。気持ちはわかるけど、有名になるってことは、賛辞も受けるけど、批判も受けるってこと。宣伝効果は大きいけど、嫌なことも聞かなきゃならない。批判がいやなら、無名人になって、人里離れて暮らすことだよ。自分の都合だけで世の中は回らない。危機管理能力が薄かったってことだね。でもきょうの記者会見は大成功。弁護士らの入れ知恵なんだろうけど、同情票もいっぱい入ったような気がする。個人的にはやはり、彼はスケープゴートにされたようで、同情を禁じ得ない。似たようなケースは山ほどあると思う。いま金があっても、確かにいつ売れなくなるかわからない。自由業は厳しい。もっとも、スペクターさんから、「モラルが低い。いつリストラされるかわからないサラリーマンの方が不安だ」と批判されたようだが、当のサラリーマンはそれを聞いてショックだったかもしれない。ええっ、わし安泰じゃないのって。もっともいま一番怒っているのは、生活保護受給者だろう。厚労大臣が支給額の引き下げに言及したからね。

 きょうこそブログ短くしようと思っていたのに、また長くなってしまった。東京ジャーミイのこと書こうと思っていたのに。ちょうどそこを訪れていたとき、五輪開催都市候補にトルコが選ばれた。なんという偶然。東京ジャーミイはトルコ共和国在東京大使館に所属するモスクで、代々木上原駅に近い渋谷区大山町にある。トルコ文化センターも兼ねている。東京がライバルになったことで、(後で考えれば)ここの方もピリピリしていたのかなと思ったけど、非常に親切で、事前予約もしなかったけど、気前よく入れてくれ、写真撮影もOKしてくれた。きょうはとりあえず、その写真だけでも。 Dsc03808


Dsc03822


Dsc03800

2012年5月25日 (金)

あえてヒカリエにいく

Dsc03760

Dsc03770

Dsc03766
渋谷の新名所「ヒカリエ」

 5月24日木曜日。東京スカイツリーの「ソラマチ」が空前の人出でにぎわうなか、1か月前にオープンした「ヒカリエ」を訪れる。天の邪鬼だからではない。単に人ごみが嫌いなだけだ。もっといえば、渋谷に用事があったから。だが意に反して、店内は溢れんばかりの人だった。エスカレータに乗っている最中、「なんで平日なのにこんなに人がたくさんいるの?」とご婦人たちがグチっている会話を3回ほど聞いた。そりゃ、あなたたちのせいですよ。もちろんオレもだが。
 店内は8割以上が女性。そりゃそうだ。女性向けファンションや雑貨、化粧品をそろえた商業施設なのだ。オレがいる方がおかしい。地上6、7階はレストラン街にもなっているが、たぶん一人で来ることはないだろう。男が見たいものは少ない。商品よりも女性客を見る施設のようだ。

 渋谷の超一等地に“女性専門”店ができるほどリッチになった女性たち。だが、いろいろと悩みも多いようだ。出掛ける前に読んだウォールストリート・ジャーナル(日本版)の「出世街道を下りる独身者たち ワーク・ライフ・バランスは既婚者だけの問題ではない」の記事がおもしろかった。前にも書いたがワーク・ライフ・バランスという言葉自体が嫌いだし、人は人、自分は自分だから、世の中の傾向みたいなことを語られても困るし、そもそも生活情報部ネタみたいなのは好きちゃうんやけど、長い記事なのに一気に読んでしまった。要は、独身女、なんて書くと叱られますね、独身女性が、どんどん出世街道から離脱している、というアメリカの話。30代でキャリアを離れる母親の話は山ほどあったが、仕事と生活の対立に関する研究のほとんどは、ワーキングマザーに焦点が当てられていたのだという。だが、もっと自由な時間がほしいと思っているのは、独身女の方が割合としては多いそうだ。記事によると、「独身者は助けてくれるパートナーなしで、『洗濯をし、ジムへ行き、食料品を買い、仕事に行き』、さらに社会活動やボランティア活動を計画し、ときには年老いた親戚の面倒もみなければならない。『誰もそんな女性や男性に注目しない。たった一人で素晴らしいキャリアを築いているのに』」と識者の言葉を載せ、取材した女性からは「私はただ働くだけじゃない。豊かな人生を送りたかった」という言葉を引き出している。
 「豊かな人生」に対しては、おそらく女性の方が貪欲だろう。日本でも出世街道を下りる女性が増えてくるかもしれない。そうしたら、男を飼うのもいいかもしれない。最近の逆年の差婚って、こういう流れからなのかもしれない。それなら、おっさんニートもいいと思う。お買い得。もっとも、きょう厚労大臣は、女性がもっと働けるようにと専業主婦の優遇税制にメスを入れる決意を表明したとか。ということは主夫にも逆風ってわけだ。働いても地獄、辞めても地獄。でも主婦も主夫も、働いているんですけどね。話がずれてしまった。

 東京湾の脱走ペンギンがきょう、とうとう捕まってしまった。レインボーブリッジ近くでも目撃されており、ふだんカメラを持ち歩いて、いつか大スクープをものにしてやろうと思っていたのに。残念。でも、泳げタイヤキくんではないが、ペンギンくんも自由に泳ぎ回れて、よかったんじゃないか。しかし、ネットで最初に記事をみたとき、がっくりきた。「東京都は24日、都立葛西臨海水族園から3月に逃げ出したフンボルトペンギンを捕獲したと発表した」。おや、得意のお役所発表記事風ですか。読む気なくなるなぁ。こんなん、前文が命やろ。それにペンギンくんのコメントも必要でしょ。「海は広いぜ、心が弾む。ももいろサンゴが手を振って、ぼくの泳ぎをながめていたよ」って。

 2020年の夏季五輪招致の1次選考は、東京とイスタンブール、マドリードの3都市が残った。トルコについては、いいとこ行ってきたのであすのブログででも。

東京ぶらり散策 渋谷ヒカリエ(渋谷区)

 渋谷駅前の東急文化会館跡地に建設され、4月26日にオープン。地上34階、地下4階。ミュージカルなどを上演する大型劇場「オーブ」が中核施設。商業施設「ShinQs(シンクス)」は東急百貨店が運営。21階から26階はDeNAの新本社。

Dsc03781


ナイフ切りつけ犯が捕まった。東京メトロ副都心線の渋谷駅では、いつも以上に警備の人たちがいた。気のせいかもしれないが、構内を歩く人たちも絶対に他の人と接触しないよう、かなり気を使っていたように感じた→

2012年5月24日 (木)

選挙の季節

Dsc03731

Dsc03710

Dsc03722
築地本願寺の本堂(写真上)/パイプオルガンが鳴り響く本堂内部(同中)/中庭部分(同下)

 きのうの雨から一転して真夏のようだった5月23日水曜日。また経済の話からだが、日経平均はこの日、172円安、2%近い下落となり、8600円台を割り込んだ。ブログを書き始めた午前1時現在、英FTSEはマイナス136、ダウも150ドル安。ユーロ円は再び99円台、ドル円も79円台となっている。日銀がこの日の金融政策決定会合で追加の金融緩和を見送ったことにより、日本株の大幅安と円高となったのは間違いないが、世界的にはきのう、ギリシャの前首相のパパデモスだったかな、がユーロ圏離脱の可能性を示唆したことによる欧州不安の再燃が大きい。一般投資家は6月17日のギリシャ再選挙まで、静かにしている方がいいのかもしれない。不謹慎かもしれないが、ギリシャがユーロを離脱するのを見てみたい気もする。ユーロへの加入のルールはあっても脱退のルールはないといわれているだけに、実際にどんな風になるかとても興味がある。

 きょうも翻訳学校の日。いまはIMFレポートを読んでいるため、現実に起こっている大ニュースがライブ感覚でとらえられ、非常におもしろい。フィクションとはまた違ったおもしろさ、現実のドラマがそこにある。また、これまで耐え難きを耐え、忍びがたきを忍んで手に入れた、っていうほど大げさではないけど、自分が稼いだお金ちゃんたちが、この荒れまくりのマーケットで右往左往していると思うと、これまた興奮する。大暴落したら20何年間の働きの対価が全部消えちゃうわけだからね。
 でまあ、翻訳でも生きていけるようにしようとは思っているのだが、本日も苦戦した。きのうの学校ではケアレスミスを指摘されたが、本日もまた講師先生から、あと一歩の細かい部分でプロとの差があると指摘された。先週は直すところはないとOKをもらい、気を抜いたわけではないが、英文の構造そのものが読み切れなかった箇所もあったし、何よりジャーゴンがことごとく間違っていた。元証券マンさん、社内翻訳者さん、現役記者さんはすべて正しく理解されていた。辞書とネットで必死に調べたのだが・・・。やはりブログでいい加減な経済論?を書いているより、書物できちんと勉強すべきと実感した。

 選挙といえば、自宅に帰る途中の道に、選挙ポスターの掲示板が設置されていた。まさか学校にいる間に衆院を解散してしまったのか、とは思わなかったが、何かと見れば、港区長選用のものだった。港区に住んで2年以上になるが、知らなかった。そういえば、これまでは、住んでいた市や県の首長で会ったことのない人はほとんどいなかった。某有名知事とは県政担当時代、いわゆる「知事番」までしたことがある。港区長って誰だっけ。現役を離れるとダメだね。

 もうひとつ選挙といえば、エジプトの大統領選がきょう始まった。初の民主選挙だ。決選投票になれば、投票日は6月16、17日。ギリシャと、もろかぶりやね。

 じらすなって? そうAKB総選挙も始まったばかりなんだね。23日は投票速票が発表された。大島優子がトップだそうだ。平和だなぁ、ニッポン。ちなみに、どうでもいいことをお伝えすると、オレが最近名前を覚えて「いいね」と思ったのが、高城亜樹(暫定順位13位)、河西智美(17位)、宮澤佐江(10位)。記憶に間違いがなければ、ギブミーファイブでは後ろの方に並んで歌っている3人だ。目立たない位置なのに一生懸命な姿にほろっときた。いつもセンターや前の方にいる子たちより、なんか応援してあげたくなる。もっとも、オタじゃないので投票する気はない。なお、第4回AKB選抜総選挙は6月6日、開票が行われる。

東京ぶらり散策 築地本願寺(中央区)

 浄土真宗本願寺派の寺院で、京都にある西本願寺の直割寺院。都内にある代表的な寺院のひとつで、現在のDsc03718古代インド様式の伽藍は、当時の浄土真宗本願寺派法主・大谷光瑞と親交のあった東京帝国大学工学部教授・伊東忠太による設計。当時の宗教施設としては珍しい鉄筋コンクリート造で、1934年に完成した。本堂にはパイプオルガンもあり、教会のような雰囲気もある。きょう夕方に訪れた時は、女性がずっと演奏していた。本堂と石塀は登録有形文化財。本堂内は自由に出入りでき、写真撮影もだいじょうぶ。お寺の周りには、すしざんまいをはじめ、たくさんのお寿司屋さんがある。



2012年5月23日 (水)

こぬか雨降る 新宿通り

Dsc03681
雨にぬれる新宿通り(千代田区の麹町付近)

 どうも天気に左右されやすい。5月22日火曜日は雨。雨が降ると一気に外出意欲が萎え、家でまったりしたくなる。23区内だったら台風でもない限り、傘さえあればほとんど濡れることはないんだが。ということで、きょうはまっすぐ学校に行って、まっすぐ帰ってきた。寄ったのは蕎麦屋と喫茶店とコンビニだけ。なので特記事項もない。
 雨によってテンションが上がる下がるは、生物的な理由があるのかもしれないが、オレの場合は、雨の日は窓の近くのリクライニングシートに腰掛けて、雨の景色を見て、雨の音を聞きながら、昼はコーヒーを飲み、夜は酒を飲み、本を読んだりレコード(古いね!)を聞いたりして過ごしたい、いや過ごすべきだ、という固定観念にしばられているせいだと思っている。デスクワークの仕事なので、雨の日こそ仕事ができる、勉強がはかどる、とはならないのがミソだ。かといって晴れの日は、外に出て遊びまわりたい(ガキだね!)と思うので、結局のところ仕事や勉強をすることにはならない。違ったイメージトレーニングをすべき時かもしれない。

 やはり和文英訳が難しい。今回の課題では、まず英文の発想に頭を切り替えて、和文和訳から始めたので、構文そのものはかなり講師の訳例に近いものもあった。だが、冠詞抜けや単複の間違いがあちこちにあった。やはりこのへんに、日常的に英文を書いていないことの欠点が現れる。ケアレスミスと指摘されることもあるが、ケアレスではないと思う。注意すれば少なくなるかというと、確かに多少は減るだろうが、なくなりはしない。よく「てにをは」の問題というが、帰国子女や女子高生でない限り、ふつうはあまり間違わない。よほど複雑な文でない限り、一度読み返せばおかしいことに気づく。だから、冠詞や単複、あるいは時制のミスは、注意力の問題というより、使いなれていないことによる致命的なもののような気がする。だが、解決法は簡単だ。注意力をアップさせるのではなく、英文に慣れることだ。そうして、格調ある文章に仕上げていけばいい。意味が通じりゃいいじゃん、という人も多いけど、そりゃダメでしょう。海外に行ったら、確かにサバイバル英語でなんとかすることはあるけど、やはり日本語と同じで、しゃべる言葉、書く文章で、その人間がわかってしまうから、品格とまでは言わないまでも、大人の男には大人の男の言葉、大人の女には大人の女の言葉、があるはずだし、使うべきだ。たぶん今オレの書いている英語は、むこうのクソガキが書くような文章程度なんだと思う。もっと精進しよう。日本語も同じだ。だからオレは絵文字を使わない。いい大人、いいおっさんが、絵文字は恥ずかしい。使うとしたら、思い切り若づくりする時か、女子中高生と仲良くなりたい時ぐらいだ。(^-^; な~んてね。単に使えないだけです。

 きのうは金環日食、きょうは東京スカイツリーのオープンと大きなニュースが続いた。スカイツリーは、このブログにも写真を載せておいてなんだが、ちょっと騒ぎ過ぎな感じ。大阪人からすれば、通天閣もあるし、興味あらへんがな、ってとこでしょう。そのスカイツリー、雨にたたられたうえ、早速エレベータのトラブル。強風のためという。マスコミは騒いでいたが、そりゃ初期トラブルぐらいあるでしょう。中国の上海タワー、正確には東方明珠電視塔、に登ったとき、なんのトラブルもなかったけど、一度入ったら出るまで何時間もかかった。何も考えずにどんどん人を入れてしまったから、帰りのエレベーターに乗れない人だらけになってしまったのだ。いや中国批判じゃないですよ。その程度のことはよくある。だからスカイツリーだって、そりゃいろいろあるでしょう。

 その大きなニュースに隠れて目立たなかったが、オレが注目したのは、日産シーマの再登場。一時生産終了を経て、5代目として生まれ変わった。シーマといえば、シーマ現象と言われたぐらいの、いわばバブルの象徴的な産物だ。これが出たってことは、またバブルの再来か? うれしいね。初めて出たのは1988年。オレにとっては、就職できずに留年が決まった年だ。あれから20年余り。ハイブリッドとはいえ、いまどき3500cc、V6ツインカムなんてね。もっとも、遊び感覚や突出感はかなり抑えたそうだ。それは残念。
 突然話は変わるけど、さんまの「恋のから騒ぎ」が終わったのは、出てくる女の子たちがおもしろくなくなったから、とさんま本人が語っていた。なんでもバブルの頃は突拍子もないことがいっぱいあって、例えば付き合っている男からマンション買ってもらったり、ベンツをプレゼントされたりとかいう話があったけど、今の不景気の子たちの話は真面目なんだけどなんかつまんないし、似たようなことだらけ。もちろん女の子たちのせいではないけど、さんまのテンションが下がるのもよくわかる。だから番組打ちきりとなったという。バブルなんてとんでもないというのはよくわかるし、オレ自身もアンチバブルな地味~な生活を送っているけど、バブルに期待したい、という気持ちはある。
 そういえば、Gが優勝する年は好景気なんだそうだ。きょうで8連勝。うれしいような、うれしいような。喧嘩になるからTさんのことは触れない。でもGもちょっと前まで、Tさんだった。これから、これから。

2012年5月22日 (火)

空に 太陽が ある限り

Dsc03645_2

Dsc03618

Dsc03622

Dsc03669
(写真上から)金環日食/マンション下に集まって観察する人たち/台場のあっちでも/こっちでも

 5月21日月曜日。金環日食。なんでも、日本の大部分で見られるのは932年ぶりで、次に見られるのは300年先ぐらい、北海道でも約20年先、ということで、古い言葉でいえば日本全国“日食フィーバー”の日だった。昨日、ブログに書いたように、そのまま寝ずに、自宅のちょっと先にある、砲台のあった本物の台場に行った。ベランダからも観察できたようだが、太陽の方向がよくわからず、逆だったら下に行くまで時間がかかってしまうため、台場には人が集まっているのが見えたのでそこに行ってみることにしたのだ。若者と女性と年配者と、自由業っぽい人がほとんど。平日だからそりゃサラリーマンは無理か。雲に覆われて、見えるかどうかわからなかったため、かえって皆の興奮を煽っていたようだ。見えた途端、拍手と歓声が沸いた。
 同じお台場でも、フジテレビ側の方がもっと人出でにぎわっていたようだ。キムタクほかスマップのメンバーや数々の芸能人がいたせいかもしれない。発泡酒のおまけに付いてきた日食グラスでも、くっきり見えた。試しにそのシートをカメラのレンズにつけて撮影してみたところ、何とか写っていた。まったくお金をかけなくても、どうにかなるもんだ。余談だが、接写リングを忘れてガン首取りに行っても、レンズをはずして逆さにすれば、顔写真を撮ることができる。そういうサバイバルテクニックは大事だ。もっとも、別にどうしても撮りたい、撮らなければならない、というものではなかったが。

 家を出る前にテレビをつけたら、テレ東以外はすべてこのニュースを生中継でやっていた。そのままテレビで見ていても良かったのだが、観察もお祭りみたいなものなので、一応参加してみた。何百年ぶり、何十年後といった数字は、あまり意味があるとは思えない。世界人口の5人に1人が中国人だと言っても、クラスが中国人だらけというわけではないのと同じだろう。違うか。
 こういうイベントがあると、やたら便乗して張り切ってしまう派と、逆に反発して意地でも見ないというひねくれ派に分かれるようだ。オレはなるべくニュートラルに、楽しんでいる人を否定はしないし、でも能天気に熱くはならず、そっと参加する、みたいなスタンス。で、へたくそな写真だったけど、フェイスブックにも投稿してみた。もっとみんな出しているかと思いきや、ぜんぜん少なかった。そんなもんかもね。

 夜のニュースでも、各局、といっても全部見たわけではないが、かなりの時間を割いて放送していた。ネットや新聞でも大きな扱いだった。このへんが逆に、ちょっと白けてしまう要因でもある。だが、報道とはを考える上でよく挙げられる事例に、尾崎豊が死んだ時、芸能ニュースだけでなく新聞でも社会面で大きく扱ったのは、一人の歌手が亡くなったということより、彼の葬儀に何万人もの人が訪れたというその社会現象が大ニュースなのだ、というのがある。そういう意味では、どの社も使う陳腐な「天体ショー」がニュースなのではなく、国民の多くが一斉に早起きして、一斉に日食グラスを買って、一斉に空を見上げる、ということがニュースなのだ。子どもたちがこれを機に宇宙に関心を持つようになればいいし、ふだん日の当らない中学や高校や大学の天文学サークルに脚光があたるのはいいことだし、こんな平和なフィーバーは、まあ悪くない。
 ただ、日食に付随するニュースで、この日に婚姻届を出したとか、プロポーズをしたとか、金婚式をやったとか、あんまりやり過ぎるとゲンナリする。いや、しました。
 見た中でおもしろかったのは、日食に合わせて動物が奇怪な行動を取るというニュース。金環日食の瞬間、サルは木の高い所に一斉に登り始め、カンガルーはいきなり仲間同士で殴り合いをしたらしい。なんでやろ、と興味を持った瞬間、原因は不明との結論で終わってしまったけど。だが彼らからみれば、変なグラスを手に持って空を一斉に見上げている人間の方が、よほど奇怪に見えたんだろうけど。
Dsc03633_2

報道なのか警備関係なのかよくわからないが、金環日食の間ずっと上空を飛んでいて、うるさいというかウザかったヘリ。もっと上空を飛ぶか、音のしない機種を開発してくれ→


2012年5月21日 (月)

あなたにも チェルシー あげたい

Dsc03590

Dsc03596
東武伊勢崎線のとうきょうスカイツリー駅(写真上下)

 現在このブログを書いているのは、5月20日日曜日を過ぎた翌日午前3時頃。UEFAチャンピオンズリーグのファイナルを見た後、数時間仮眠して、午後からプロ野球デーゲーム。夜7時の全中の前に大相撲の優勝決定戦を見て、全中をみた後は女子バレー。さすがにハードスケジュールだった。その合間に翻訳作業。本日締め切り分は無事“納品”したものの、月曜締め切り分は想像以上に時間がかかり、世間の皆様がぐっすり寝ている時間にウンウン唸りながら作業をしている次第。もっとも、世間様が働いている間は寝たり遊びに行ったりグウタラしているが・・・

 サッカーはチェルシーの劇的勝利。PKまでもつれ込んだので、試合終了時はすっかり朝になっていた。中継したフジテレビの女子アナさん、ともちゃんていうらしいけど、オレの記憶が正しければたぶん彼女はこの日昼間、東京体育館で女子バレーの応援に駆り出され、その後スポルトの司会をやって、深夜はこの試合。オレよりおそらくハードスケジュールだ。体が心配です。本社近くに何か所かあるのでどのスタジオだかわからないが、すぐ近くで彼女が働いているかと思うと感無量。でもこんな生活だから日本代表キャプテンと別れることになったのかな。

 相撲界でもおっさんパワーは健在だった。37歳8か月という史上最高齢で旭天鵬が初の賜杯その年齢で相撲を取っていること自体が信じられないのに、まさかVとは。思わずもらい泣き。栃煌山は次席時代の郷土力士で、彼に関する記事も何度となく載せたので、頑張ってほしかったが。でもまだ若いから、先があるでしょう。ちなみにそこでの勤務時代、パーティーその他で朝青龍には何度か会ったことがある。報道されているほど悪童のイメージはなく、ただ妹が彼そっくりだったことは印象に残っている。先週はできれば両国国技館に行ってみたいと思っていたので残念。

 バレー、きょうは快勝。テレビを見ていて改めて思ったのは、美人ちゃんがすごく多いこと。自分なりにランク付けすると、①狩野舞子②江畑幸子③新鍋理沙の順。まあ不必要な情報ですね。てか失礼ですね。すいません。参考までに、最近胸キュンとなる若手女優といえば、①長澤まさみ②石原さとみ③新垣結衣ってとこですかね。特別賞に沢尻エリカ。これまたいらん情報でした。東京体育館はしばらくやっているようなので、できれば足を運びたい。しかし、突然行ってチケット取れるんやろか。

 サッカーのチェルシーと、タイトルにあげた「あなたにもチェルシーあげたい」の明治製菓のチェルシーのスペルは、ともにCHELSEAで一緒です。そりゃそうだ、お菓子のチェルシーは、ロンドン市西部にある地区の名前から取ったものだから。オレがガキの頃によく食べたお菓子だが、結構最近まであったようだ。今もあるのかな? 「チェルシーの唄」もたくさんのアーチストによって歌い継がれていて、オレの場合はアグネス・チャンちゃんのイメージが最も強い。世間で一番多いのは南沙織かな。調べてみたら、PUFFYやEvery Little Thingら最近の歌手たちも歌っていた。YouTubeで簡単に見ることができる。それにしてもアグネスの声、懐かしい。パソコンの前で酒を飲みながら、すっかり思い出に浸ってしまった。こんな調子だから翻訳が進まないのかもしれない。間もなく金環日食。眠ったら起きられないから、起きているしかない。

Dsc03600




間もなくオープンする「すみだ水族館」。きょうはテレ東で特番をやっていて、ちょっとだけ見たけど、水族館ひとつ作るだけでも、多くの知恵が集められ、多くの人の熱意と努力で作られていることがわかる→

2012年5月20日 (日)

びっくりしタワー

Dsc03609

Dsc03584
開業を22日に控えた東京スカイツリー(写真上下)

 きょうは目覚ましに使っている旧型の携帯を体の下に敷いたまま眠っていた。またも敗北。きのう深酒をしてしまったので仕方ない。シャワーを浴びると、ナイタ-中継が始まるまでの小一時間、必死に翻訳をした。きょうは5月19日土曜日。

 Nの中継は好きではないのだが、落合元監督がゲストで出ていたので、非常におもしろかった。サッカーがイマジネーションであり、アートであるとするなら、野球は論理であり理系だなと、改めて感じた。試合運び、投球や打撃の技術から、長いペナントまで、きちんと考えれば勝てるスポーツ。頭の良し悪しが勝敗を決する。落合さんの解説を聞いていて、非常に納得できることが多かった。某400勝投手のように、「とにかく選手は走れ、走れ」の解説を聞かされていた世代にとって、今は幸せ。その理屈の上で、長嶋さんとか原さんとか、論理の壁を超えちゃってる人がいるのも、また野球の醍醐味かもしれない。きょうはその長嶋氏と、王さんが一緒に観戦していた。

 一方のサッカー、日本時間の明日早朝からチャンピオンズリーグ(CL)の決勝戦があることを、さきほど友人からの電話で知った。ブログは早々に仕上げて、万全の態勢で見なければならない。万全の態勢とは、つまみを用意し、お酒を飲みながら、くつろいで見ること。

 スポーツつながりで、きょうは久々に怒り心頭になることがあった。まだ見ていなかった昨日の夕刊に、スポーツニッポン、いわゆるスポニチですね、その38歳の記者が無免許で人身事故を起こし、逮捕されていたことが載っていた。幸い、はねられたおばあちゃんは軽傷だったが、この記者、なんと9年間も無免許で車に乗り続けていたというのだ。うっかり失効ではない。前の累積で免許取り上げになっていたという。つまり確信犯。記事では仮名になっていたが、わかったらこのブログでも実名で書きたいぐらいだ。
 ここ1、2か月の間に、車の悲惨な事故が相次いだ。日本全国だれもが、車社会の悲劇を繰り返さないようにと考えている、その真っ只中だ。マスコミでも社説やその他コラムでいっぱい書いてきた。亀岡の無免許の少年に対して、某新聞のコラム。「あまりにもニュースに鈍感すぎる。同じ京都では・・・とんでもない暴走事故があったばかりではないか。知らないとは言わせない。・・・亀岡の少年は全くの無免許だ。・・・自分の前歴に無反省、祇園の事故からも何も学んでいない。・・・悪質極まる無免許だ。・・・車が凶器であることに全く無頓着。その無頓着の無謀な無免許が許せない」。まったくその通り。冷静であるべき編集委員か論説委員だかが、怒りにまかせて書いたこの文には、とてつもない迫力がある。この記者の場合、世の中に危険だからと免許をはく奪されたにもかかわらず、それでも車に、しかも9年間も乗っていたとは、にわかに信じがたい蛮行だ。
 ふだんネットの記事は比較的細かくチェックしている方だが、夕刊を見るまで知らなかったぐらいだから、大きく扱っていなかったのだろう。そのマスコミの態度も問題だ。しかも逮捕されているのに仮名。当のスポーツニッポン社も「社内規定にそって厳正に処分しました」と木で鼻をくくったようなコメント。こんな野郎、まあ女性らしいけど、即刻クビにして、二度と記者稼業をできないようにすべきじゃないか。マスコミは身内に甘すぎる。ぜんぜん甘いよ。9年間の無免許も驚きだけど、これだけ車の事故が相次いで、それでも無免許で車に乗る人間としての神経がわからない。そんな人間にまともな記事が書けるわけないやんけ。記者も二度とやるな。車も二度と乗るな。と言いたいね。どんな注意していても事故は起こる。多少のスピードの出し過ぎや注意散漫は誰にでもあるし、だから事故が起こることは仕方がない。仮にうっかり失効だとしたら同情の余地はある。だが免許を取り上げられている最中に車に乗って事故を起こすとは、いわば仮釈放中にまた殺人を犯すのとどう違うのだろうか。と、元マスコミ人で、いまはミニコミみたいな世界で生きている人間からみて、いまの一部マスコミ人がこの犯罪を軽々しく考えていることにも怒りを感じる。
 楽しいお気楽ブログにしようと思っているのに、つい書き過ぎてしまった。もう元には戻れないので、きょうは終わりにします。読まれた方、すいませんでした。

東京ぶらり散策 夜の東京スカイツリー(墨田区)Dsc03604_4

 22日開業を控え、混雑が予想されるということで、深夜に行ってみた。さすがに人は少なかった。タワー自体がまだライトアップされていないので、夜だと感動が少ない気もする。でも周辺は適度な明かりがあって、散策には良い。同時にオープンするソラマチも営業を始めれば、いろいろ楽しめそうだ。ただ、付近は住宅街なので、夜はお静かに。
 本日飯を食いながら、テレ東のアド街チック天国を見た。この日は墨田区曳舟。タワーが何度も出てくる。ブログのタイトルは、この番組に登場したおじちゃんのギャグを借用しました。この番組、昔から人気上位にくる番組で、何度か見たことがあるけど、なかなかよく取材している。おっさん一人がインスタントのデジカメ持って、仕事の合間に出かけてレポートするのとは雲泥の差だ。ただ、先々週は幕張、先週は見逃したけどお台場と、このブログで取り上げた地域とまったく合致している。まさかスタッフがこれを見て企画しているってことは、まあ、ありえないだろうけど。

2012年5月19日 (土)

カリフォルニア・ドリーミング

Dsc03553

Dsc03559
80年前の「浅草雷門駅」が復元され、リニューアルオープンした東武浅草駅正面(写真上)/同駅の側面(同下)

 5月18日金曜日。アメリカをはじめ世界はフェイスブックのお祭りだ。公開価格は1株38ドル、初値は4ドル高の42ドルとなった。一方の日本は、日経平均が一時約4か月ぶりに8600円を下回り、終値は今年最大の下げ幅となる265円安の8611円だった。
 米カリフォルニア州のフェイスブック本社では、ザッカーバーグCEOが遠隔操作でナスダック市場の取引を告げるオープニング・ベルを鳴らした。同社はシリコンバレーの北端、バロアルト市にあるそうだ。シリコンバレーは10年近く前に訪れたことがあるが、緑豊かで広大な敷地を持つ最先端のIT企業が集まっていた。日本の工業団地とは似ても似つかぬような美しい環境だったのを覚えている。バロアルト市に接するスタンフォード大学にも入ってみたが、これまで訪れた世界の大学の中で最も美しいというか、居心地のいい場所だった。カリフォルニアということもあってか、アジア系の学生が多かった。もうちょっと、いやだいぶ勉強して、こんな環境の中で学びたかった。記念に英訳された村上春樹の「羊をめぐる冒険」の古本を買ってきた。教科書として使われていたのだ。

 そういえば、昨日のニューヨーク証券取引所では、ショーン・コネリーがオープニング・ベルを鳴らしていた。引退してからずいぶん経ち、さすがに007の面影はなかった。007の映画は大好きで、すべてのDVDを持っている。かつて高松総局に勤務していた頃、007シリーズ第3代目作家のレイモンド・ベンソンが発表した「赤い刺青青の男」が、映画化されるのではとのうわさが持ちあがった。日本を舞台にした話で、G8サミットが開かれるのが香川県の直島という設定だったため、同県は映画化とロケ誘致を目指した。署名活動が行われ、副知事が訪米までする力の入れよう。直島には「秘密情報部」が発足した。休みの日、自転車をフェリーに載せて、行ってきましたよ。結局、映画化はされなかったけど。残念。007はショーン・コネリーがいちばん人気があるのだろうけど、個人的には3代目ロジャー・ムーアが007らしい感じがし、5代目ピアース・ブロスナンが色男っぽくて好きだ。

 刺青といえば、日本では公務員の入れ墨論争が盛んだ。入れ墨とかタトゥーとかは全然気にならないし、京都・西陣に住んで銭湯通いをしていた頃は入れ墨の人もけっこういて、文字通り裸のつきあいだった。でも公務員となるとさすがにねえってところかな。ニュースを見る限り、大阪市はもちろん、東京都や千葉県は絶対ダメ。一方、名古屋市はやる気のある職員ならOK、国は藤村官房長官が明言をさけているのでまあOKってところなんでしょうか。

東京ぶらり散策 夜の東武浅草駅(台東区)

Dsc03561 18日、東武浅草駅が開業した80年前の姿でリニューアルオープンした。当時は浅草雷門駅として開業したそうだ。建物は欧州で流行ったアールデコ様式。太平洋戦争時に撤去された時計塔も復活した。この日からライトアップされるとのことだが、行った時間が遅かったのか、ライトアップされているようには見えなかった。あるいは、していたのか。よくわからない。長らく東京、千葉に住んでいながら、東武線に乗ったことがない。有楽町線は確か乗り入れていたような気もするが。今年は北関東にも足を伸ばしたい。そういえば午後、地震があって、埼玉、栃木、茨城では震度4だったらしい。都内は震度3で、あったことはわかったが驚かなかった。あまり鈍感にならないよう気をつけよう。Dsc03565


Dsc03567_2

2012年5月18日 (金)

夜の生活を控える

Dsc03099
お台場のシンボル・パレットタウン大観覧車(左、有明旅客ターミナルから)

 気が付いたらメガネを手にしたまま、ダブルベットのいちばん隅で寝ていた。目覚ましには前に使っていたドコモの携帯を使い、時間を20分ぐらいずつずらし、それぞれ音を変えて4つほど設定している。どうやら、それらをすべて消し、サイドテーブルのめがねを取って起きようとしたものの、あと1歩というところで断念してしまったらしい。5月17日木曜日。スタートからつまずいた。
 できれば早めに起きて、午前中と午後の夕刊締め切りぐらいまでにやることをやってしまえば、といっても義務的なものは特にないのだが、まあ翻訳をメインにしようと思っているので、最低限の勉強をやってしまえば、あとは極端に言ってずっと遊んでいてもかまわない。なのに午後遅くなってからスタートし、きょうみたいにナイターを試合開始直後から見てしまうと、このブログを書く時間になっても1、2時間しか勉強をしていないということになる。そしてもうちょっとやらねばと思って朝方になり、翌日に影響が出てくる。効率も悪いし、体にも悪いし、精神衛生上もよくない気がする。きのうはお酒も必要以上に飲んでしまったので、ぐうたら生活に輪をかけることになってしまった。

 そんな時に限って、新たな仕事のオファーが来たりなんかする。今週は翻訳学校の課題がいつもより多い。どこかでこの悪循環を断ち切ろう。朝頑張って起きるか、夜頑張って早く寝るか。これは就学前の子供の日記ではない。

 ここ何日の間、フェイスブックの上場“狂騒曲”が繰り広げられ、日本でもかなり話題になっている。なんでもナスダック上場で時価8兆円になるとか。バブル世代としては、日本のNTT株放出の時を思い出す。1株100万円が、わずか5か月後に300万円。カローラの値段でクラウンが買えたのだ。そのとき、株っておいしいなと認識し始めた人が大勢現れたんだと思う。確か1986年から87年にかけてのことかな。そしてその後、未公開株をインチキして手に入れた88年のリクルート事件へとつながり、政治家や高級官僚、企業トップらの錬金術に世間は驚き、怒った。事件を発掘したその頃のアサヒ新聞川崎支局の活躍はすごくて、大学生のオレはそれを描いた本をむさぶり読んだし、東京地検がそれらトップを次々と逮捕していく姿をまぶしく感じていた。そしてバブルが崩壊した。
 フェイスブックはどうなっていくのだろうか。この上場に合わせたのかどうかわからないが、アメリカのGMが同社への広告をやめると発表した。費用対効果が少ない、つまり広告を出しているのに車が売れないそうなのだ。フェイスブックの広告収入のかなりの部分をGMが占める。今後、追随する企業が現れるかもしれない。実際、フェイスブックは個人的にもたくさん使わせてもらっていて、生活に欠かせないものになっているが、あまり広告とか見ないし、どうやって儲けているのか心配というか疑問に思っていた。新たなビジネスモデルを考えないと、いまがピークになってしまうかもしれない。

 日本は復興事業も本格化して、きょう発表のGDPは年率換算で4パーちょいだったかな、増加した。Nでは“プチ”ぜいたくがブームになっていると報じていた。ふだん切り詰めた生活を送りながら、1000円以上もする弁当を買ったり、ハチロクのようなこだわりの車に乗ったり、メリハリをつけたぜいたくをする生活が流行っているのだそうだ。そうか、みんな頑張れよ。バブルのオレは、プチではなく、ビッグなぜいたくを目指す。

 そんな国内でも明るいニュースもある中で、東芝がテレビの国内生産を停止すると発表した。人気の高いレグザも逆輸入品みたいな形になるのかな。埼玉に工場があるらしいが、雇用や下請けメーカーなど影響は大きいだろう。でも東芝の株価は、この発表直後に5パー近く上昇した。リストラすると本体はいいけど、日本全体を考えるとやるせない。

 それでも日本の企業は頑張っている。昨日の授業でも講師が触れられたのだが、80円というトンデモない円高で、まだ利益を出している企業がある。それは、相当の体力があるってこと。円安になれば、ウォン安で絶好調の韓国を抜くのは簡単だろう。問題はどうやって円安にするかだ。きょうの日経のネットに、ジョージ・ソロスの元投資アドバイザーで円安論者である藤巻氏の主張が載っていた。ちょっとメディアに出すぎでマユツバなところはあるが、言っていることは素人目にも正しいと思う。ヤフコメには日銀がもっと金を刷れとの意見が洪水のように溢れているが、刷りまくっても円安にはならない。やはりここは、企業も個人も勇気を出して、海外に投資すべきでしょう。円高ってことは、円で持っている日本人はお金持ちってことだから。どんどん世界を買いましょう。このブログを書いている途中で、ユーロ円はとうとう100円台に突入した。思い切ってギリシャ買うか?

«休むも相場、でも楽習は休まない